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民衆の力が世界を変える「一歩を踏み出す日」平和への力、平和への道・・・2008年8月6日 名字の言   

2008年 08月 06日

 「約14万人」――63年前、広島への原爆で尊い命を奪われたと推計される数だ。この数字から、何が想像できるだろうか。破壊力か。それとも恐怖か。はたまた権力の愚かさか

 人それぞれに人生がある。親があり、子があり、友人がいる。将来の夢も。あの日、それが一発の爆弾で消え去った。しかも、いまだに「生き残った」ことへの罪悪感を消せないでいる被爆者がいる。筆舌に尽くせぬ差別に泣いた人もいる

 一方で、原爆の惨劇を知らぬ世代が、確実に増え続けている。憂うべきは風化であり、無関心である。だからこそ、伝え残さねばならない真実がある

 核廃絶をめざす科学者の連帯「パグウォッシュ会議」のジャヤンタ・ダナパラ会長が2日、広島の国際シンポジウムで講演。核廃絶のために「民衆の力を結集すれば、世界を変えていくことが必ずできる」と訴えた

 民衆の力が世界を変える!――これこそ、世界の多くの識者が、創価の平和運動に期待してやまない一点である。池田名誉会長は語る。「学会は、地域にあっても、世界にあっても、『一対一』の対話で、誠実な友情を結んできた。ここに、確かな平和への力、平和への道がある」と。きょう6日を、その一歩を踏み出す日としたい。(奨)

2008年8月6日 名字の言 聖教新聞

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