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たどり着こうとするゴール・目標を持って人生を歩む・挑戦する・・・2008年8月25日 名字の言   

2008年 08月 25日

 北京五輪の水泳オープンウオーター女子10キロで話題を呼んだ、南アフリカのデュトイト選手。開会式には同国の旗手として行進した。24歳。彼女には左足がない。健常者に交じり、25人中16位でゴール。「次はロンドン五輪で入賞を」と、視線は4年先に向かう

 7年前、水泳の練習を終え学校に向かう途中、交通事故に遭った。シドニー五輪を逃した翌年だった。麻酔から覚めると、左足の膝下は切断されていた。数カ月で練習を再開し、北京の夢を叶えた。ハンディを乗り越え、挑戦する姿は美しい

 創価の世界にも“人生の五輪”に咲くドラマが尽きない。唇の動きから言葉を読みとる男子部員がいる。2年前に入会。同じ聴覚障害のある友人を、青年部幹部会の字幕付き衛星中継に誘い、名誉会長のスピーチを共に研鑚。自ら手話で確信を語り、弘教を実らせた。就職も勝ち取った

 秋の全国障害者スポーツ大会にはバレーボールのキャプテンで出場する。友の幸せを祈り、目標を持って人生を歩む。「そんな自分に変われたのは、人生の師匠に出会えたから」

 デュトイト選手がコーチにもらった座右の銘がある。「悲劇はゴールにたどり着けないことではない。たどり着こうとするゴールを持たないことだ」(陸)

2008年8月25日 名字の言 聖教新聞

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