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基準とする原点や座標軸が異なると、物事の見え方は大きく変わってくる・・・2008年10月9日 名字の言   

2008年 10月 09日

 “南米ブラジルのリオデジャネイロは、東京の北の方にある”と聞けば、“?”と思うだろう。確かに世界地図では、南東の方角に位置する。ところが地球儀で見ると、太平洋を渡るよりも、北極圏へ向かった方が、最短距離で行けるのだ

 私たちが通常、目にする世界地図の中心には日本がある。しかし、欧米の地図の真ん中にはヨーロッパがあり、オーストラリアでは南半球を上にした地図が売られている(竹内正浩著『地図もウソをつく』)

 どんな地図でも世界は、常に客観的で同一の姿で描かれていると思いがち。しかし、基準とする原点や座標軸が異なると、まったく違ったものに見えてくる。何を原点とし、どのような座標軸を持つかで、物事の見え方は大きく変わってくるのだ。御書には「餓鬼は恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る」(1050ページ)とある

 池田名誉会長は述べている。「師匠という“人生の座標軸”を持った人は強い。最高に価値ある青春を生き、正しい人生を歩みゆくことができる」と。師と同じ時代を生き、共に戦える――これほど正しい人生の基準はない

 決して変わることのない正しい座標軸を持ち、「師弟」という人生道をともどもに歩んでいきたい。(正)

2008年10月9日 名字の言 聖教新聞

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