生きていくのが楽しい「人間の幸福」という根本哲学を社会に・・・2008年10月21日 名字の言   

2008年 10月 21日

 文豪デュマに『黒いチューリップ』という小説がある。1630年代にオランダで起きたチューリップ・バブルを題材にした

 球根が家と交換されるまで暴騰し、やがて暴落した史上初のバブル。以来370年、幾多の欲望が膨らんでは破裂した。そのサイクルは、天界から地獄界の六道を移ろう人間の心を映すかのようだ

 「バブルは、人間の貪欲のために起きますが、この貪欲がなければ、資本主義そのものが成立しない」――米国の経済学者サロー博士は池田名誉会長に語った。資本主義は、「貪欲」という人間の本能を推進力とするゆえに強い。だがそれゆえに、貧富の格差や、目先の利益しか見えない「近視眼」という欠陥を持つ。資本主義の暴走を制御する思想は何か――今の金融バブル崩壊は、古くて新しい大テーマを突きつけている

 名誉会長の“どんな21世紀を望むか”との問いに、大経済学者のガルブレイス博士は答えた。「人々が『この世界で生きていくのが楽しい』と言える時代」「『殺』ということがなくなる時代」と

 景気の回復は急務だが、さらに深く、「人間の幸福」という根本哲学を社会に根づかせる時が来た。ここに、心ある世界の識者が、立正安国の運動に注目する理由もある。(飛)

2008年10月21日 名字の言 聖教新聞

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