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「母を忘れた文明」親孝行をできぬ者が、幸福に、偉い人に・・・2008年10月23日 名字の言   

2008年 10月 23日

 「お母さんは○○です!」。○○に言葉を入れて、皆で発表し合う。「お母さん業界新聞」の藤本裕子編集長は講演した折、必ず会場で行うそうだ(9月17日付、教育欄)

 「お母さんは太陽です」「お母さんは元気です」「お母さんは忙しいです」……発言が続くと、参加者の心が不思議と温かくなり、母の存在の大きさを感じさせる、と藤本さん。残念だが「お父さんは○○です」だと言葉が途切れるらしい

 かつて、バイオリニストのユーディー・メニューイン氏が池田名誉会長と会見した折、氏は「『南無妙法蓮華経』の『NAM』という音に、強い印象を受けます。『M』とは命の源というか、『マザー(MOTHER)』の音、子どもが一番、最初に覚える『マー(お母さん)、マー』という音に通じます」と。洋の東西を問わず「お母さん!」に、人は命を感じる

 母は「生命の大地」。戦争や暴力が絶えない文明は「母を忘れた文明」とも言えよう。21世紀には「お母さんを大切にする文明」を広げたい

 その一歩は「親孝行」。戸田第2代会長は「親孝行をできぬ者が、なんで幸福に、なんで偉い人になれるのか」と。母を、そして父を、いつも心に持つその人が、自身の人生を開き、平和な社会を築いていく。(香)

2008年10月23日 名字の言 聖教新聞

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