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「仁、慈悲、対話、交流」人との関係性や思いやる気持ちを軽視する風潮・・・2008年11月29日 名字の言   

2008年 11月 29日

 2500年以上の歴史を持ち、最も長い家系図として“ギネス”に認定されているのは、孔子家のもの。先日の改訂で200万人を超える人数が見込まれ、話題に

 孔子は、日本では特に「仁義礼智信」等の道徳で有名。その筆頭の「仁」について、作家の井上靖氏は作品中で述べている。“孔子が話をする時、必ず仁について触れた”“「人偏に二」と書く。人間が二人いれば、互いの約束事が生まれる。それが仁”“他の言葉で言うと「思いやり」”

 ともすると、人との関係性や思いやる気持ちを軽視する風潮が強い現代。時を超えて尊敬を集める偉人が強調した徳目の重要性を、今一度、見つめ直すことも大切であろう

 天台大師は「仁をもって他者を慈しむことは、仏教の慈悲の実践に通じる」と、仏教思想との共通点を説いた。池田名誉会長は“仁や慈悲などの徳目を個人の内的倫理に終わらせず、「対話」によって狭量性を乗り越え、「交流」によってダイナミックで具体的な変革の力に”と述べている

 「仁」「慈悲」等の考え方を単に学ぶだけでなく、広げ、生かした点に学会の卓越性がある。私たちは、その担い手である誇りを胸に、これからも対話と交流の輪を大きく広げゆく“達人”でありたい。(道)

2008年11月29日 名字の言 聖教新聞

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