悩みを克服しようと懸命に戦っている姿に、勇気づけられる・・・2009年1月22日 名字の言
2009年 01月 22日
医師免許を取得して3年になる女性。“いのちの重さ”に押しつぶされそうになっていた。社会福祉士の男性は27歳。必シで介護するほどに、相手の心が自分から離れていくようだった
そんな二人に元気をくれたのは、笑顔の患者だった。「体だけは大事にしいや」と優しく頭をなでてくれたおばあちゃんに、どれほど癒やされたか
差し伸べたその手に、逆に、勇気や感動をもらった――本来“助ける側”にいた人の心に芽生えた感謝の気持ちが、新たな仕事の原動力となる
私たちの同志の中にも、悩みを抱える友がいる。だが、それを克服しようと懸命に戦っている姿に、どれほど周囲が勇気づけられることだろう。信仰の世界に、世間で言う“助ける・助けられる”という区別はない。誰もが、喜びや苦しみを分かち合い、切磋琢磨して共に成長しゆく尊き存在なのだ
学会の先輩が語っていた。「相手の悩みにかかわる中で、君自身が成長させてもらっているんだよ」。その感謝の心こそ、人間革命の直道であると確信した。(馨)
2009年1月22日 名字の言 聖教新聞
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