「動執生疑」自分自身の執着“思い込み”を打ち破る・・・2009年2月10日 名字の言   

2009年 02月 10日

 不思議だが、自然栽培で育ったリンゴは、皮をむいてもすぐには茶色く酸化しないし、腐りにくいという。栽培するのに、農薬も肥料も使わない。普通なら、病虫害により、リンゴ畑は壊滅。これが常識だ。だが、不可能を覆し“奇跡の果実”をたわわに実らせた農家がある

 片っ端から専門書を読んで試したが、既存の知識や経験が通じない。だから、一つ失敗するたびに、一つ常識を捨てた。“無垢の心”で挑み続け、研究者も驚く栽培法を編み出した(木村秋則著『自然栽培ひとすじに』創森社)

 仏法に「動執生疑」とある。相手の執着している心を揺り動かし、“これまでの考えは正しかったのか?”と疑問を生じさせる。そして、より高次元へと目を開かせる「変革」の原理だ

 何より難しいのは、自分自身の執着を打ち破ること。誰しも、経験から“正しいに決まっている”と思い込みがち。だが、先入観にとらわれていては停滞するばかり。楽な方へも流される。壁を破る生命力を生み出すのが信心である

 激動の時代。どの世界でも、“今までこうだった”というマンネリは通用しない。二の足を踏まず、「発想革命」「行動革命」を起こす時。伝統の2月。自らを刷新し、勝利の上げ潮を築きゆこう!(誠)

2009年2月10日 名字の言 聖教新聞

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