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「攻める姿勢」を貫き、勝機が見えるまで努力し続ける・・・2009年4月14日 名字の言   

2009年 04月 14日

 機先を制して攻撃の優位に立つことを「先手を取る」という。将棋や囲碁で、先に手を下ろす方を「先手」というところから転じた言葉だ

 将棋では、これまで「先手が有利」とされてきたが、このほど異変が起こった。2008年度の公式戦の通算戦績で、後手番が先手番に勝ち越したのである。勝率は5割3厘。わずかな勝ち越しだが、日本将棋連盟が1967年度に統計を取ってから、初めてのことである


 なぜ、こうした現象が生まれたのか。羽生善治名人は「棋士が序盤で工夫を重ねてきたことが(後手番の)勝率アップにつながったのでは」と分析する。後手は先手よりも不利だと分かっている。では、どうやって劣勢を挽回し、勝利をつかむのか――棋士たちは研究した。そのなかで、「後手でも積極的に攻める新戦法」など、これまでの常識を覆す作戦が考え出された

 仕事においても人生においても“しまった! 後手を踏んだ”と悔やむ局面が多々あろう。だが勝つ道は必ずある。「攻める姿勢」を貫き、勝機が見えるまで努力し続けることだ

 池田名誉会長は「攻めて攻めて攻めまくれ! その心で進んだ人が勝つ」と励ましを送る。攻撃精神を持ち続け、職場で、広布の庭で、勝利の花を咲かせたい。(明)

2009年4月14日 名字の言 聖教新聞

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