「一は万が母」眼前の一人に全力を 一人の心を揺り動かす対話を・・・2009年7月6日 名字の言   

2009年 07月 06日

 視力障ガイのある関西の婦人部員が先日、東京を訪れた。一人の友人に仏法の哲学を語るために。広宣流布へ労苦を惜しまぬ尊き姿に最敬礼

 婦人は生後、数カ月で失明した。しかし、競泳の選手やボランティアなども務める無類の頑張り屋。そんな彼女の転機となったのは、高校時代の同級生が命に及ぶ難病に襲われた時。何もしてあげられない無力さに苦しんだ。その時、ある親友から聞いていた題目を唱えた。すると時が符合するかのように、同級生は一命を取り留めた

 何ができなくとも、一人のために祈ることができる。それがどれほど素晴らしいことか。それを知った彼女は本格的に信仰の道を歩み始めた。一人のために祈り、一人のために語る。そこにこそ真実の仏道修行がある。「一人のためであっても、たとえ一句であっても、法華経を説く人は、仏の使いである」と法華経には仰せだ

 あの1万1111世帯の弘教を成し遂げた昭和31年の「大阪の戦い」。指揮を執った池田室長が最初に関西の幹部に語ったのは、「会員の一人一人を大切にしてください」であった。「一は万が母」(御書498ページ)である

 眼前の一人に全力を。一人の心を揺り動かす対話を。その執念の連続闘争から歴史が開かれる。(進)

2009年7月6日 名字の言 聖教新聞

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