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人生には「勝負の時」がある、時を逃さず、勇敢に勝て!・・・2009年7月11日 名字の言   

2009年 07月 11日

 いよいよ決戦の時――第2次大戦中、ナチスを打倒するために連合軍が敢行した「ノルマンディー上陸作戦」の直前、英国の少佐が綴った。「こののちこの日のことが話題になるたびに、己を誇りに思うであろう」と(コーネリアス・ライアン『史上最大の作戦』)

 悪天候が続く中、一時的な好天が予想された日に作戦は決行された。この「一日」しかない。この日に負ければ、これまでの努力が水泡に帰す。連合軍5000隻の船団による大作戦は、たった「一日」にすべてを懸けて断行された

 一方、ナチス軍。悪天候続きなので敵は攻撃してこないだろうと油断し、対応が遅れた。悪天候という環境は、当然ながら、両軍とも同じだ。しかし「今しかない」と捉えた連合軍と、「今やっても無駄」と捉えたナチス軍とでは、あまりに大きな違いがあった

 人生には「勝負の時」がある。どうしても勝ち越えねばならぬ「時」がある。その時を制した者こそが、自身を誇りに思う不滅の歴史を刻むことができる

 私たちの広宣流布の戦いも同じだ。時を逃さず、戦い勝つ。これ以上の誉れはない。後世の人も「よくぞやった」と、感嘆し、喝采を送るだろう。さあ、きょう一日を悔いなく! そして、勇敢に勝て!(鉄)

2009年7月11日 名字の言 聖教新聞

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