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勇気の一歩“絶対に突破口は開ける!”と前に踏み出す・・・2009年8月10日 名字の言   

2009年 08月 10日

 立秋(7日)が過ぎた。暦の上では秋だが、まだまだ暑く、豪雨、台風が多くなる季節である。ただでさえ不順な天候が続く本年、災害への注意、備えは欠かせない

 50年前の1959年(昭和34年)9月、伊勢湾台風は東海地方を中心に甚大な被害を与えた。池田名誉会長(当時・総務)は、東京の学会本部から名古屋へ駆け付け、最前線で救援活動の指揮を執った。この後、三重・四日市に向かおうとした。しかし、氾濫する河川が交通網を遮断。「これでは無理だ」。濁流を前に、皆が呆然とした

 名誉会長は違った。「大切な、わが同志がたくさん待っている!」と、愛知から岐阜を経由して一度、関西へ入り、そこから三重へと迂回。被災した友のもとへ急いだ。中部の同志は、どんな事態にも、必ず打開の道があることを教わった

 御書に「臆病にては叶うべからず」(1193ページ)と仰せである。日蓮大聖人は、苦難に立ち向かう四条金吾に対して、強盛な祈りで勇気と智慧をわき起こせば、いかなる状況も打破できると激励された

 難局を勝ち越えるには、“もう駄目だ”との諦めを打ち破り、“絶対に突破口は開ける!”と前に踏み出すことだ。その勇気の一歩は、必ず「勝利の峰」へと続いている。(弘)

2009年8月10日 名字の言 聖教新聞

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