民衆一人一人が力を持つ民衆主役の時代、民衆のエネルギー・・・2009年8月23日 名字の言   

2009年 08月 23日

 戦国時代。堺は、世界的都市として、見事な発展を遂げていた。町を訪れた外国人宣教師は「堺の町より安全なる所なし」「町は甚だ堅固」「此町は(イタリアの)ベニス市の如し」と絶賛した

 その繁栄の因は何か? 強大な権力を持つ領主ではなく、町人たちが合議で町を運営していたから。いわば、民衆を基盤としたからこそ堺の繁栄はあったのだ

 だが黄金の日々は、長くは続かなかった。織田信長は重税を課し、豊臣秀吉は町にめぐらされた壕を埋め、合戦の際に放たれた火によって、町は焼き尽くされてしまった

 堺市は現在、大阪府で2番目の政令指定都市となっている。堺空襲など大きな惨禍にも見舞われたが、不死鳥のように蘇ってきた。町の発展の原動力は、今も民衆のエネルギーであり自治の精神、進取の気性であろう。広布の戦いにあってもそれは変わらない。関西広布史の中にあって、新時代はいつも堺から開かれてきた

 御書には「当世は世みだれて民の力よわし」(1595ページ)と。「民の力」を強めていく行動こそ、日蓮仏法の命脈である。その精神を継ぎ、今こそ我ら創価の連帯で、民衆一人一人が力を持つ民衆主役の時代を築きたい。そこに、それぞれの地域の偉大な発展もある。(立)

2009年8月23日 名字の言 聖教新聞

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