く「今」できることはすべて成し遂げる、自らの手で時代を創造していく・・・2009年8月30日 名字の言   

2009年 08月 30日

 大変だと思ったことが、後から振り返ればたいしたことでない場合がある。反対に過去を振り返った時、その時は気付かなかった重大な変化を発見することがある――。この「時間の遠近法」を用いて研究を進めたのが、歴史学者のトインビー博士だ

博士は“未来の歴史家が現代をどう位置づけるか”という観点に立って考察した(『試練に立つ文明』社会思想社)。今日という日が、どれほど大切な日であるか。それは“未来の視点”から眺めるとより鮮明になるものだ

 仏典には「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231ページ)と。未来を開く「今」の重要性を強調している

 かつて池田名誉会長は、「今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり」(同1451ページ)の御聖訓を拝して語った。「『今この時』に、死力を尽くして悔いなく戦い切ることだ。その名が、後世に『広宣流布の闘士の鑑』として輝いていくのである」と

 今日を悔いなく戦い切る。今できることはすべて成し遂げる。「私はやり切った!」と、すがすがしく大満足の万歳を叫べる人こそが人生の勝利者だ。私たちは歴史の傍観者であるよりも、時々刻々、自らの手で時代を創造していく「開拓者」でありたい。(糀)

2009年8月30日 名字の言 聖教新聞

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