“文明の十字路”対話は人々に“人間の顔”を与えることができる・・・2009年9月6日 名字の言   

2009年 09月 06日

 “文明の十字路”トルコのイスタンブール。「この街では、イスラム教徒もキリスト教徒もユダヤ教徒も(中略)同じ地域の人間として、ともに生きてきた」(野中恵子著『寛容なる都』)

 1453年、オスマン人のコンスタンチノープル侵攻で生まれた。しかし、彼らは、キリスト教の都を破壊しなかった。むしろ大切に保護し、その上に新たな文化を築いた。王朝や国が変わっても繁栄を続け、さまざまな背景を持つ人々が共に暮らしてきた。今も文化を大切にしようという心が息づく

 イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教などが、平和的に共存する国――インドネシア。同国のワヒド元大統領と池田名誉会長との対談が月刊誌「潮」(10月号)で始まった

 異なる文化・宗教が共存しゆく上で大事なことは何か。対談で、名誉会長は「対話」の重要性を指摘。その上で「(宗教は)教義においては妥協できなくとも、全人類の平和のためには、必ず協調できる」と。これに対し、元大統領は「対話は人々に“人間の顔”を与えることができる」との信念で応じた

 平和のための人間主義の対話を、どこまで貫いていくことができるか。どのような相手にも胸襟を開いた対話が、そのカギを握る。(行)

2009年9月6日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2009 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]