真実・真情を書き記した“文字の力”時を経てなお、力を発揮する・・・2009年10月27日 名字の言   

2009年 10月 27日

 小説家としては駆け出しだった向田邦子さんが、小説『あ・うん』を本にして世に出す際、ある芸術分野の大家に題字を書いてほしいと切望したことがあった

 “文字の力”を信じる人にとって、文字は、もはや、ただの文字ではない。目に映る文字の奥に深い意味を見いだすものなのだろう

 ある青年部員は悩みに直面すると、決まって手にするものがある。亡き父が生前に書きつづっていた5年日記。ページをめくっては、父の文字をかみしめる。悩みと格闘し、信心根本に道なき道を拓いた父の人生が烈々と迫ってくる

 相談したいことは山ほどある。その回答は、日記にちりばめられている。「環境に嘆くな。今いる場所で、しっかり足元を固め、戦い勝て!」――父の力強い文字による言々句々を心に焼き付ける。勇気を奮い起こした自分が、父に続いて広布の足跡を残す。そんな父子一体の勝利史を紡ぐ日々を送っているという

 きょう27日は「文字・活字文化の日」。文字には、書き残した人の思想、哲学、人生が息づいているものだ。真実・真情を書き記した文字は、時を経てなお、力を発揮する。文字の力は偉大である。何に学び、何を書き残すか――自身の使命に照らし、決意を新たにしたい。(城)

2009年10月27日 名字の言 聖教新聞

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