人間を人間たらしめる教育“校舎なき学校”励ましの声を掛け合いながら・・・2009年11月4日 名字の言   

2009年 11月 04日

 米沢藩主・上杉鷹山の師匠でもあった江戸時代の儒学者・細井平洲は、私塾・嚶鳴館を開き、多くの人材を世に輩出した教育者でもあった

 入門に当たっては、武士だけでなく、広く庶民にも門戸を開いた。教育の機会をすべての人々に開放した平洲は、「教学の道はまづ良師を求め、良友を撰み申す事」(『嚶鳴館遺草』)と述べている。身分の違いを超えて互いに高め合う友が、同じ師匠のひざ元に学ぶ。これが、平洲の理想とした教育の在り方だった

 人は教育によって人となる。日蓮大聖人は、「人に眼や耳が備わっていても、物を教える師匠がいなければ、それはなにもならない」(御書1248ページ、趣意)と仰せである。平洲がそうであったように、人間を人間たらしめる教育の根幹は、優れた師匠の存在と言えよう

 学会はまさに“校舎なき学校”だ。池田名誉会長の指導のもと、皆で人生の目的や仏法哲学を学ぶ。お互いに切磋琢磨し、人格を磨く。そこでは、年齢や社会的立場の違いなどは、まったく関係ない

 「嚶鳴」とは元来、中国最古の詩集「詩経」に出てくる言葉。鳥が仲間を求めて鳴き交う意味だ。私たちも宝の同志と励ましの声を掛け合いながら、共々に崇高な師弟の道を前進したい。(弘)

2009年11月4日 名字の言 聖教新聞

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