友のために「頭」を使い、「心」を使う。それが真実の指導者である・・・2009年12月5日 名字の言   

2009年 12月 05日

 20年ほど前、ある大学の学生部員たちが、大学祭で反戦をテーマに展示を行い、各界の識者に戦争体験を聞き取ったことがある。彼らは日本を代表する評論家である加藤周一さんのもとを訪ねた

 創価学会員であることを告げると、加藤さんは自宅への来訪を快諾。学生数人を相手に、戦時に平和運動を貫く難しさを話してくれた。そして、まさに戦争中に獄死した、牧口常三郎初代会長の生涯に触れた。「あのような生き方は、できるものではない」と

 さらに加藤さんは、ニューヨークや東京などで池田名誉会長と語らいを重ねた思い出に言及。「三代の会長の理想を受け継ぎ、学会の活動をがんばってください」と励ました。驚き喜んだ学生たちは勇んで企画に打ち込んだ

 「友のために『頭』を使い、『心』を使う。それが真実の指導者である」と、名誉会長は常々語る。その言葉通り、心ある人々との交流を広げてきた師の歴史を、学生たちが実感する好機となった

 加藤さんは創価大学の講演会で、日本的な集団主義に流されないためには「自分を越えるものを持たなければならない」と訴えた。人間を愛し、自己を超越する価値を探求し続けた加藤さんが亡くなり、きょうで1年。友誼の歴史は光り続ける。(寅)

2009年12月5日 名字の言 聖教新聞

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