「和」わが地域、友を愛する心こそ、共生の精神の根本・・・2009年12月20日 名字の言   

2009年 12月 20日

 「和」の字は、さまざまな意味を持つ。和服、和食といった使い方は、「日本独自のもの」であることを示す

 しかし、例えば、着物。起源は古代中国の衣装。材料の絹や木綿も中国から渡来した。天ぷらの原型が大航海時代、ポルトガルから伝わったことは有名。「和」を冠しても、実際には「外国」由来の物が混在しているところが興味深い

 俳人の長谷川櫂氏は指摘する。西洋化された住宅の中に、畳の間が違和感なく存在している――つまり、異質のもの、相容れないもの同士が引き立てあいながら共存すること。それが日本人が培ってきた和の本来の姿である、と(『和の思想』中公新書)

 「和」が象徴する共生の精神。それを日本は、自らの足で踏みにじった歴史がある。戦時中、アジアの人々に筆舌に尽くせぬ蛮行を繰り返した。“異質”を認めず、自国への同化を強要した

 仏法は、そうした思想、主義と真っ向から対峙する。多様性を尊重し、相互理解と協調の国際社会の構築へ! 真心を尽くし、友好と信頼の橋を築く。池田名誉会長のその尊い労作業に対して、今や世界各都市からの名誉市民称号は660を超えた

 わが地域、友を愛する心こそ、共生の精神の根本。その実践は仏法者の使命である。(馨)

2009年12月20日 名字の言 聖教新聞

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