“非暴力抵抗運動”変わらぬ信念が、時代を変える・・・2009年12月22日 名字の言   

2009年 12月 22日

 今から100年前の1909年(明治42年)、民俗学者の柳田国男は、岩手県遠野町(現・遠野市)を訪れ、地元に伝承されている民話を聞き書きした。名著『遠野物語』だ

 天狗や河童をはじめ、多くの神々が登場する説話集。社会学者の鶴見和子は、そこに遠野の庶民のたくましさを見た。日露戦争後という天皇崇拝の時代において、民話の伝承は、自分たちの信仰を守るための中央に対する“非暴力抵抗運動”だったのである(『漂泊と定住と』)

 信仰に生きる人生ほど強いものはない。柳田は、親交のあった牧口初代会長について書き残している。「熱心に戦争反対論や平和論を唱へるものだから、陸軍に睨まれて意味なしに牢屋に入れられた」「妥協を求められたが抵抗しつゞけた」(『定本柳田國男集 別巻第三』)

 軍国主義と戦った初代会長は獄死。戸田第2代会長も共に投獄。両会長の遺訓は、池田名誉会長の不惜身命の闘争によって、世界広布の源流となった。不戦や核廃絶など、三代会長の一貫した平和への熱願は、今や世界の潮流になりつつある

 変わらぬ信念が、時代を変える。明年は、名誉会長の会長就任50年の佳節。我らもまた、新たな決意で信仰実践を貫き、師弟の大道に連なりたい。(弘)

2009年12月22日 名字の言 聖教新聞

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