人は生まれによって高貴なのではなく、行いによって高貴になる・・・2009年12月23日 名字の言   

2009年 12月 23日

 小学生の男の子が、外国人同士の会話を聞いて、こう言った。「あの人たちは“英語人”だね」

 “英語人”という耳慣れない単語に、虚をつかれた。確かに、アメリカ人なのか、イギリス人なのか、見た目で判断はできない。英語を話していることは間違いないのだから、その小学生には“英語人”こそが真実だったのだろう。「なるほど」と思った

 考えてみれば、“日本人”と思っても、実は、国籍が違う人々や、少数ではあるがアイヌの人などもいる。日本語で会話をしているという意味では、正確に言うなら“日本語人”なのかもしれない

 先入観を持たずに物事に接する時、違った世界が見えてくる。逆に、国籍や民族などのレッテルを安易に張ってしまえば、一人の人間を一つの枠に押し込む危険がつきまとう。曇りのない眼を涵養することを常に忘れてはならない

 釈尊は、バラモンを最上とするカースト制度の社会で、「人は生まれによって高貴なのではなく、行いによって高貴になる」と訴え、すべての人々に「友よ」と呼びかけた。今、その偉大な人間主義は、192カ国・地域に広がったSGIに息づいている。明年へ、開かれた心で友と接し、大いに語り、理解し合う日々でありたい。(立)

2009年12月23日 名字の言 聖教新聞

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