大河の流れのように、悠久たる人類の流れ・・・2010年1月17日 名字の言   

2010年 01月 17日

 昨年11月にテレビ放送が始まった司馬遼太郎原作のドラマ「坂の上の雲」。明治時代、近代国家の建設へ青雲の志を胸に駆けた青年たちの姿が描かれている

 明治38年、日本は日露戦争に辛勝。だが昭和に至り、無謀な侵略戦争へと進んで破滅した。その要因として指導者の傲慢、組織の硬直化等の問題が指摘されている。時代を開いた建国の父たちが国の行く末を見つめ、全力を挙げていた時代はよかった。しかしそれがなくなると亡国への坂を落ちてしまった

 建設は死闘、破壊は一瞬。この歴史は建設と共に「継承・発展」の難しさを教えている。草創のエネルギーを持ち続ける組織は、永遠に発展する。だが世代交代と共に、そうした力は失われがちだ。だからこそ原点を忘れず、精神性を継承する努力が重要となる

 池田名誉会長は「師弟なくして、自分の時代だけで終わってしまえば、これは『小さな劇』のようなもの」と述べ、「大河の流れのように、悠久たる人類の流れ」をつくることの大切さを語る

 時代や状況が変化しても、確固たる師弟の流れがあれば強い。豊かな精神が脈動していれば、永遠に青年の気概で前進できる。本年、学会は創立80年。師弟を根幹に渓流のごとき瑞々しさで成長を続けたい。(駿)

2010年1月17日 名字の言 聖教新聞

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