苦難に挑み、希望に燃えて理想の実現に走る。それが青年の生き方・・・2010年2月2日 名字の言   

2010年 02月 02日

 「偉大な詩人たちのなかにはかならず夢の岬がある」。これは、文豪ユゴーが、シェークスピアをたたえた言葉だ

 岬は陸地と結びつつ、他方を海へと伸ばしている。この「夢の岬」とは、人生の現実に根差しつつ、心は常に雄大な「理想」「未来」を見つめていく姿勢の象徴――そう伝えながら池田名誉会長は、ちょうど20年前の真冬、学生部や未来部の友らを激励した

 『レ・ミゼラブル』をはじめ、ユゴーの不朽の名作は、いつ・どこで生まれたか。それは絶海の孤島への亡命を余儀なくされた不遇の19年間。彼は自宅の最上階に展望室を設け、眼下に広がる大海原を望みながら、猛然と執筆を続けた

 ユゴーの子孫で画家のマリー・ユゴーさんは、かつて高校新報のインタビューで、彼が愛娘を亡くす悲嘆を乗り越え、代表作『静観詩集』を書き上げた例を通して語った。“苦しい試練があったからこそ、ユゴーは多くの人に利益をもたらす偉業を生んだのです”と

 現実から逃避せず、現実に埋没もしない。苦難に挑み、希望に燃えて理想の実現に走る。それが青年の生き方であり、人間革命の軌道である。厳しい運命をも断じて切り開く! そう決心した瞬間、そこが、偉大な「夢の岬」の本舞台となる。(修)

2010年2月2日 名字の言 聖教新聞

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