思想は行動してこそ命を持つ。歌となり声となるとき、その命は脈動する・・・2010年2月5日 名字の言   

2010年 02月 05日

 「ウィ・シャル・オーバーカム」(我らは必ず勝利する)――アメリカ黒人の人権闘争「公民権運動」に参加した人々は、この歌を歌い前進した。あらゆる権力を握る白人に対する勝算なき戦い。しかし人々は勝利した

 歌が生まれたのは、米南部で生涯教育を実践した学校。デンマークの近代教育の父グルントヴィの影響を受けて創立された学舎であり、教育哲学者ジョン・デューイも高く評価して資金を提供した。そこで、ゴスペル・労働歌だったものに手を入れ、学校の歌に。ゆかりの人々が歌い、広まった

 グルントヴィもデューイも、生命の尊厳を重んじ、「対話」を重視した。その教育思想を、創価教育の父・牧口初代会長は注目し、池田SGI会長は二人の後継者と、それぞれ対談している

 思想は行動してこそ命を持つ。歌となり声となるとき、その命は脈動する。公民権運動も、「ノー」と叫び、対話と非暴力の行動で戦い抜いて歴史は動いた

 かの生涯教育の学校に学んだ“人権の母”ローザ・パークスさんは、創価大学と女子短大を訪れた折、若き友と共に「我らは必ず勝利する!」という世界を実現したいと語った。社会正義の戦いは、永遠の戦い。思想を行動にする時は、常に「今」である。(香)

2010年2月5日 名字の言 聖教新聞

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