苦しみに打ち勝つためには、何よりも励ましが必要・・・2010年3月3日 名字の言   

2010年 03月 03日

 東北大学大学院の仁平義明教授は、つらい環境で心が傷ついた、子どもたちの立ち直りに必要な存在を「良き助言者」と指摘する(「大白蓮華」2月号)。損得関係を超えて、悩める子どもの全存在を受け入れてくれる人だ

 “自分のことを気遣う人が、親や兄弟以外にこの世にいた。そう考えた子どもは、自分は孤独ではないことを確信し、傷ついた自尊心を回復させることができる”と

 地区幹事としてはつらつと活動する壮年の話を聞いた。高校時代、人間不信から不登校、そして退学。絶望の日々を送っていた時、何人もの男子部の先輩が激励に。共通の励ましの言葉は「君には、君にしかできない使命がある!」。“もう一度、頑張ろう”――こう決意できた

 定時制高校から大学へ。今、家業を継ぎ、不況のなか過去最高の売り上げ記録も。地域の消防団でも活躍し、昨年は消防総監から表彰。「あの時の励ましがなかったら、今の私はない。今度は私の番です」と友の激励に全力を挙げる

 私たちは、いわば全員が「良き助言者」である。「苦しみに打ち勝つためには、何よりも励ましが必要なのだ。励ましは勇気の母となる」(小説『新・人間革命』第17巻)。勇気を生み出す渾身の対話に日々、励みたい。(弥)

2010年3月3日 名字の言 聖教新聞

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