「生きゆく力」すべてをわかってくれている人がいる・・・2010年3月10日 名字の言
2010年 03月 10日
「いつの日か、親が自慢してくれる息子になりたかった。そんな思いが、辛い日を支えてもくれました」と(小関智弘著『仕事が人をつくる』岩波新書)。多くの人には知られなくとも、多くの人の役に立つ仕事を誇る職人魂。そして、地道な息子を誇りに思う親の存在に感銘した
事を成し遂げるには、人知れず陰の苦闘があるもの。そうした時、「自分のことを知ってくれている」人がいれば、どれほど心丈夫であろうか
日蓮大聖人は数多くの御手紙を残されている。それは、門下が何か事あるごとに、つらいことも、うれしいことも、何でも報告したことを表しているのではないだろうか。御書を繙くと、温かい師弟の絆が感じられてならない
「すべてをわかってくれている人がいる――それだけで人は『生きゆく力』を得られるものです」と池田名誉会長。心を受け止めてくれる師匠や同志、家族がいる。私たちの心強き「財産」にほかならない。(申)
2010年3月10日 名字の言 聖教新聞
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