かまへて・かまへて御用心候べし・・・ 2006年12月14日 名字の言   

2006年 12月 14日

慌ただしい年の瀬を迎えた。年末年始は何かと気ぜわしい半面、気が緩む時節。くれぐれも詐欺には注意したい▼本年9月末までの振り込め詐欺のうち、いわゆるオレオレ詐欺の被害は約5000件で総額は100億円超に(11月、警察庁)。被害者の7割が女性で、うち4割が60、70代という。最近では、警察署や家族から発信しているかのように思わせる事件も発生。国税局から税金の還付を装うなど一段と巧妙になっている▼手品師に広く知られる「サーストンの3原則」。同じ手品を繰り返さない、手品のストーリーをあらかじめ説明しない、種明かしをしない、というもの。鮮やかに見る人の目をくらます手品師とは違って、詐欺師は陰湿だ。手の内を悟られないよう、人の心を欺く手口は高度化・複雑化されていく(安斎育郎著『だます心 だまされる心』)▼中国の古典に「君子は未然に防ぐ」(君子は事の未だ起こらない前に、その起こるべき弊害を防ぐ)と。悪人がつけいるスキをつくらない、先々の用心、警戒心こそ、身を守る要諦ともいえよう▼「かまへて・かまへて御用心候べし」(御書1133ページ)と日蓮大聖人が仰せの通り、日々深い祈りで本年を総仕上げし、晴れやかに新年を迎えたい。(濤)

2006年12月14日 名字の言 聖教新聞

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