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日々新たな決意“毎日が新年”365日が“元日”・・・ 2007年1月1日 名字の言   

2007年 01月 01日

「今年はと 思ふこと なきにしもあらず」。俳人・正岡子規の明治29年(1896年)正月の句である。前年、日清戦争の従軍記者として帰国の途上、血を吐く。そんな自分にも、「今年こそ」という思いが厳然とあるのだと詠んだ。彼は死の予感の中で、宿願の俳句革新運動を前進させる▼元旦に立てた一年の計は、“ほとんど実行されない”と戸田第2代会長は断言する。「人生の目的がわからないで、一年の計も一生の計も立てられるわけがない」と(昭和33年の年頭所感)▼進学、就職、商売、マイホーム……人は時々に、それぞれの目標をもつ。もちろん、それは大切なことだ。が、その先に幸福があるかというと、必ずしもそうではない▼確固たる幸福は、何によって築かれるのだろう。立場や栄誉、お金や物といったものは皆、手段である。真に大事なのは、何のために生きるかという一点だ。「わが人生は幸福!」と言い切るには、日々生きる中で、幸福を実感してこそではないだろうか▼平和と人類の幸福に尽くしゆく「広宣流布の人生」ほど、尊いものはない。その大目的に生きる人生を誓願する時、わが胸中に赫々と「幸福の太陽」は昇り始める▼「前進・勝利の年」が始まった。池田名誉会長は「学会は“毎日が新年”である。365日が“元日”であり“新しい出発”」と。人生の大目的を確認し、日々新たな決意で前進・勝利しよう。(香)

2007年1月1日 名字の言 聖教新聞

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