困難に思える現実をも、自他の可能性を開花させる・・・ 2007年2月2日 名字の言   

2007年 02月 02日

万葉の時代から「大八洲国」「秋津島」などと呼ばれた日本。その名の通り、全国には6800もの島がある▼このうち人が暮らすのは約400島。高齢化、雇用問題、後継者不足、医療過疎など、島の大小を問わず抱える問題は共通する。未来の課題を先取りした日本社会の縮図とも言える▼小説『二十四の瞳』の舞台・瀬戸内の小豆島。ある女子部員は、このふるさとの島の幼稚園で幼児教育に情熱を傾ける。子どもたちは次代を担う未来そのもの。だが、そこには島の現実も待つ。進学や就職で、ほとんどが島を出るのだ。「でも、ここで育った子どもたちが、いろいろな場所や分野で活躍する日が来る。それも喜びの一つです」と一人一人の輝く明日に思いをはせる▼御書に「餓鬼は恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る」(1050ページ)と。“境涯が変われば見方が変わる”の意だ。困難に思える現実をも、自他の可能性を開花させる好機に転じる強さ。この「生命の底力」を引き出すのが妙法の智慧だ▼いかなる環境にも左右されず、今いる場所で最高の価値を創造する日々。ここに、仏法者の真骨頂がある。価値創造の人とは、境涯を拡大し続ける人。その人のいるところに勝利の春は輝く。(綴)

2007年2月2日 名字の言 聖教新聞

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