勝利の因は、人知れず本物の実力をつける“鍛錬の冬”に築かれる・・・ 2007年2月12日 名字の言   

2007年 02月 12日

福島県双葉町に、農師町という地名がある。太平洋に面し、水と大地に恵まれた、この地域は農業で栄えた歴史をもつ▼医師、看護師、助産師、教師……間接的な関係も含め、生命を守り育む職業には「師」の文字をよく見る。生命を支える“食”の分野でも、調理師、漁師……とあるが、肝心の農業に従事する人を「農師」とは言わない。辞典にあたっても、まず見あたらない。同町の命名の由来は定かではないが、人間のくらしと人生を支える農業に携わる人々への尊敬を込めたのかもしれない▼「農業ルネサンス」を使命とする農村部は、今月17日に「部の日」を迎える。田植えが始まる“決意の春”ではなく、収穫に沸く“喜びの秋”でもない、まだまだ厳しい冬が続く2月に、同部の「原点」がある▼この季節、農のカレンダーは「土づくり」の時。しかし、この時に手抜きをすれば、充実した収穫は望めない。「農業は失敗したら、『明日』があるさ、ではない。『来年』になってしまう」――「時」の大切さを熟知する農村部の友の言葉が重い▼勝利の因は、人知れず本物の実力をつける“鍛錬の冬”に築かれる。冬は春の因となる。冬のままの四季はない。春にならない冬もない。だから今こそ!(城)

2007年2月12日 名字の言 聖教新聞

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