人気ブログランキング | 話題のタグを見る

創刊56周年 今日、作る新聞で、明日の勢いが決まる・・・2007年4月20日 名字の言   

2007年 04月 20日

 明治初期の新聞は「大新聞」と「小新聞」に分かれていた。前者は、天下国家を論ずる“政論新聞”。読み手は、社会的有力者層、知識層が想定されていた▼後者は“大衆新聞”であり、庶民を対象に、娯楽記事など身近な話題を提供した。「小新聞」は文語体を使わず、漢字には振り仮名をつけ、「傍訓新聞」として民衆に親しまれていった(嶺隆著『新聞人群像』中央公論新社)▼きょう20日、創刊56周年を迎えた本紙は、各記事に振り仮名があり、読みやすいとの意見を頂いている。活字も、6年前から、より大きな字を採用。振り仮名のルビ文字も大きくし、行間も広く取って読みやすくした。さらに、より分かりやすい紙面を目指し、レイアウトの工夫も凝らしている▼そして、何より本紙は、通信員等の活躍で身近な話題が多い一方、世界の平和を論考し、人類の幸福への論陣を張ってきた。これからも「小新聞」の特性も兼ねた、堂々の「大新聞」でありたい▼「今日、作る新聞で、明日の勢いが決まる」とは、戦う言論人としての池田名誉会長の信念。愛読者の方々、無冠の友、販売店をはじめ、聖教を支えてくださるすべての方に感謝し、さらに正義と真実の健筆を、と誓いを新たにしている。(杏)

2007年4月20日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved