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子どもたちの成長のために、“大人が何をすべきか”・・・2007年5月5日 名字の言   

2007年 05月 05日

 少年は3人の弟と母の5人家族。母は体が弱く、彼が中学生になる1年前から寝込むように。しかし、家族で力を合わせ、苦労を笑い飛ばして生きた▼とはいえ、多感な年頃。級友と将来の話になると、自分の選択肢が少ないことに気持ちが滅入った。「貧乏じゃ、なにもできやしない!」▼狂いかかった軌道を正してくれたのは、地区の同志だった。「心と頭を鍛え抜けば、破れない壁はない。だから今、すべきことは親孝行、そして勉強だ!」。涙の激励に彼は奮起。成績も向上し、応援団の副団長として、友にエールを送る日々だ▼青春時代は、「悩み」と「希望」の戦いの連続である。悩みに負けない――その心を支えるものこそ、周囲の大人の慈愛と励ましだ。信念の言葉が、若き友の魂を鍛え育む。池田名誉会長は「たとえ諸君が、自分で自分をだめだと思っても、私はそうは思わない。全員が使命の人であることを疑わない」と▼5日は「創価学会後継者の日」。この日は「こどもの日」であり、子どもたちの健やかな成長を願う一日である。と同時に、子どもたちの成長のために、“大人が何をすべきか”を考える日としたい。子どもの中に未来があり、未来は彼らに託す以外にないからだ。(城)

2007年5月5日 名字の言 聖教新聞

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