「如我等無異」我が如く等しくして異ること無からしめん・・・2007年7月8日 名字の言   

2007年 07月 08日

 二人の胸像は、学生たちに語りかけるように立っている。東北大学の創立100周年を記念して、仙台市内のキャンパスに中国の文豪・魯迅と、恩師・藤野厳九郎の胸像が、このほど設置された

 仙台医学専門学校(現・東北大学医学部)の教授・藤野は、一人の中国人留学生に「私の講義を書き取ることができますか」と声をかけた。留学生がノートを提出すると、数日後に戻された。開くと一面に朱筆。書き落としだけでなく、日本語の誤りまで訂正されていた。この留学生こそ、魯迅その人。藤野先生を生涯の師と仰いだ

 帰国後、魯迅は病にメスを振るうように、ペンの力で乱れた社会に挑む。夜、疲れて執筆の手が鈍ると恩師の写真を見て、その語りかけてきそうな姿に勇気を奮い起こしたという。この勇気がペン先から迸り、社会悪、国家悪と戦う言論となった

 法華経には、師の弟子に対する願いを「如我等無異」――我が如く等しくして異ること無からしめん、と。師匠は弟子を「自分以上の人材に」と心血を注ぐ。弟子は師に応え、「師と同じ境涯、同じ責任感に立とう!」と誓い、成長していく。「師弟」に生きる人は強い

 「師弟の道」は「誓いの道」。きょうも「この道」を、まっすぐに!(時)

2007年7月8日 名字の言 聖教新聞

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