蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり・・・2007年8月19日 名字の言   

2007年 08月 19日

 “自転車おばさん”。その愛称で、タクシードライバーの間でも評判だった婦人部員。友の幸せを願い、自転車で広い市内を駆ける姿が多くのドライバーの目に留まっていた。13年余りで、乗りつぶした自転車は5台。走った距離は、地球1周分にも匹敵する

 この婦人もそうだが、最初は貧しさや病苦を乗り越え、幸せになりたい一心で入会する友が多い。しかし、いつしか自分の悩みを抱えながらも、他者の幸せを願い、行動できる境涯へと心が変わっていく。その点は、入会後に共通する生き方と言える

 日本人の利他心に関する一つの調査がある。小学生にゲームをさせ、勝った子が、もらったチップをどう使うかで思いやりの度合いを測るという実験だ。1980年代半ばまで、余ったチップを負けた子に分け与える子の割合は約80%に上ったが、80年代後半に突如40%台に下がってしまったという(読売新聞)

 モノや金、世間の名声を求めがちな社会となっている。しかし「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」(御書1173ページ)とあるように、「心の財」を第一とする社会をいかに築いていくか。そのための利他の行動にこそ、自身、そして時代を変えゆくカギがあろう。(広)

2007年8月19日 名字の言 聖教新聞

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