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“希望の力”は無限である。苦境に直面した時、大いに知恵を出せる人・・・2007年10月2日 名字の言   

2007年 10月 02日

 「貧しさは創意を余儀なく産み出し、豊饒は創意を埋没させて行く」――脚本家の倉本聰氏は富良野塾の草創期を綴った『谷は眠っていた』に書いた。夢はあっても金はない若者たちが、苦闘に耐えた極寒の谷は「創意の泉だった」と

 苦境に直面した時、大いに知恵を出せる人と、判断力を失う人の差は、どこにあるか。それは希望があるか、目指すものがあるか否かではないか

 司法試験の合格者が発表された。創価大学は法科大学院制度になってからの2年間の合格率で、私学の中では慶応、中央に次ぐ3位となり、伝統校に比肩する実力を示した

 「大作、創価大学を作ろうな。私の健在のうちにできればいいが、だめかもしれない。そのときは大作、頼むよ」――戸田第2代会長が若き池田青年に語ったのは、昭和25年の晩秋。事業が破綻し、理事長職を辞任した直後。給料も出ず、オーバーもない貧窮の中であった

 「聖教新聞」発刊の構想が初めて師弟の間で語られたのも、同じ年の8月24日、戸田会長が理事長辞任の意向を明かした日だ。最悪の状況下でも、未来に希望を指し示す師匠。それを一つ一つ実現する弟子

 “希望の力”は無限である。友の心に、希望の灯をともして励ます師匠に続こう。(扶)

2007年10月2日 名字の言 聖教新聞

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