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青年の決意の種を実らせ、使命の大輪を開花させた“学びの絆”・・・2007年11月16日 名字の言   

2007年 11月 16日

 心さわやかな充実の秋。この11月、神奈川研修道場(箱根町)では、壮年部、社会部、婦人部の研修会が相次いで開かれた

 広布のドラマが幾重にも刻まれた研修道場。その清新な雰囲気に包まれ、青春の誓いを果たそうと奮闘する参加メンバーの表情が、一段と光を放つ。恩師記念室で署名を行い、記念品の展示室へ。創立の月の深義をかみしめながら、一品一品、目を凝らす

 その中の一つ。文豪デュマの『三銃士』の見返しに、若き日の池田名誉会長の綴った決意の言葉が。「大風が何んぞ 怒濤が何んぞ」「唯前進あるのみ」「千萬獄中彼方の 聖光 月貴くして」――日付は、昭和23年11月3日。師匠・戸田城聖先生が経営する会社の、入社面接の前後である

 デュマは、主人公が獄中で学び始めた姿に対し、「じつにすばらしい学問のふしぎを見せられた」(『モンテ・クリスト伯』山内義雄訳)と述べている

 名誉会長は、師弟の大闘争のなか、寸暇を惜しんで読書に勤しみ、“戸田大学”で諸学を修めた。この10年間の薫陶が、世界の一流の識者と、縦横無尽に対話を展開する基盤となっている

 青年の決意の種を実らせ、使命の大輪を開花させたものこそ、師弟の峻厳な“学びの絆”といえよう。(杏)

2007年11月16日 名字の言 聖教新聞

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