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「自分との戦い」自分自身を超える、それが無性に楽しい・・・2008年1月4日 名字の言   

2008年 01月 04日

 今年も、難所「権太坂」を舞台にドラマが生まれた

 新春の箱根駅伝。長い上り坂の往路“花の2区”では、9年ぶりの区間新記録。15人抜きの快挙を成し遂げた選手もいた。復路の9区は、下り坂でトップが入れ替わる勝負所となった。3年連続出場の学生部員も力を出し切り、歓喜のタスキをつないだ

 沿道の声援を受け、様々な人の思いがこもったタスキをかけて走る駅伝。皆の応援を最大限の味方に、力走する選手が多いだろう。が、最後は、やはり自分との戦いだ

 プロ陸上で活躍する為末大選手は「ずっと私と競争していた」と言う。そして「勝ったところで、どうせその自分にまた勝たなければならなくなる。でも、それが無性に楽しい」と述べている(『走りの極意』ベースボール・マガジン社)

 御書には「強敵を伏して始て力士をしる」(957ページ)と。「強敵」とは、何も他人だけではあるまい。昨年よりも成長した、ほかならぬ自分自身を超える大闘争の本年に!――こう決意して新年を出発したい

 池田名誉会長は、かつて権太坂に触れ、「大変であればあるほど勝利の価値は大きい」と語った。この一年も師と共に、完勝のゴールへ、まずは自らに勝つ喜びを味わっていこう!(杏)

2008年1月4日 名字の言 聖教新聞

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