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「合唱団」学会は高らかな歌声とともに前進しよう・・・2008年3月10日 名字の言   

2008年 03月 10日

 45年前の秋。地方指導に赴いた池田名誉会長(当時・会長)は激務の暇に、数人の同志と川辺を散策した。その場にいた婦人部の友に「日ごろは何をしていますか」と尋ねると、「歌を歌っています」と予想外の返答。周囲は苦笑を漏らしたが、名誉会長は一人、「そうか」と静かに。そして、“学会は高らかな歌声とともに前進しよう”と、合唱団の結成を提案した

 じつは、その友は、当時、幼子を抱えつつ、広布奔走の日々。歌っていたのは、感傷の涙と決別し、使命に生きる自身を奮い起こすためだったという

 きのう、福島県郡山市で開催された「水と緑の全国音楽祭」に、音楽隊の「しなの合唱団」が出演した。これは、本年度の合唱コンクール全国大会で金賞に輝いた団体など、国内のトップクラスが招かれ、演奏を行う祭典

 屈指の実力を誇る数々の合唱団が、難曲を披露するなか、しなの合唱団が歌った曲は「母」(山本伸一作詞)だった

 信心一筋に生き抜く母の背中を見て、育った息子たち。「母を念う」――この“心”を歌い上げられるからこその“日本一”の調べ。彼らが歌声に託したものは、信念に徹する人生の偉大さを教えてくれた「広布の母」への感謝だったにちがいない。(城)

2008年3月10日 名字の言 聖教新聞

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