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文字文化、より読みやすい「人間のための機関紙」の使命・・・2008年7月2日 名字の言   

2008年 07月 02日

 記者の仕事は、単純に言えば、情報を集め、整理して、記事に表現することだ。では、書くべき情報は、どこから得られるか。断然、現場の人々の生きた声である。その次に書物。インターネットも有効な手段になったが、補助的な場合がほとんどである

 記者に限らず、情報の洪水のなかで、いかに良質な情報を選択するかは、万人の関心事。最近のベストセラー『効率が10倍アップする新・知的生産術』(勝間和代著)が、さまざまな情報収集・整理術を紹介しつつも、増やすべき項目に、自分や他者の体験からの学び、そして「良書」を強調していることに、やはり、そうかと得心した

 人を磨くものは、第一に人である。師弟があり、同志があり、対話があり、触発の集いがある創価学会こそ、最先端の学びの広場。そして、その前進の糧を、活字として届けることに、本紙の役割がある▼「創価学会の運動が、なんとか『文字文化』を救ってほしい」。先ごろ亡くなった、キルギスの文豪アイトマートフ氏は、そう語り、聖教に期待を寄せておられた一人である

 本紙は、7月15日付から大文字化する。より読みやすい紙面を実現し、「人間のための機関紙」の使命を果たしていきたい。(飛)

2008年7月2日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
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