<   2007年 04月 ( 32 )   > この月の画像一覧   

自分の道を、焦らず、粘り強く歩み抜いた人に、栄冠は輝く・・・2007年4月30日 名字の言   

2007年 04月 30日

 新年度が始まって、はや1カ月。新社会人となった若者たちの、積極的に仕事にチャレンジする姿が清々しい▼一方、「五月病」という言葉が聞こえ始めるのも、この時期だ。社会の厳しさ、現実の理不尽に直面し、「こんなはずでは……」と落胆を感じ始めている人も少なくない▼20世紀最後の200勝投手として球史に輝く、元広島カープの北別府学選手が、体験を語ってくれたことがある。入団当初、先輩投手の速球を見て“プロの違い”に愕然とした。でも、まず3年頑張ろう、と決めて猛練習▼数年後、“1年でも長く続けたい”と思う自分に変わった。そして、「精密機械」との異名を誇る大投手に成長していった。「最初に“徹してやり抜いた”という期間を自分で作ったことがよかった。中途半端が一番よくない」と▼「うさぎとかめ」の話について、池田名誉会長は「『かめ』が勝ったのは、別に相手が『うさぎ』だったからではない」と語ったことがある。要するに「うさぎ」は「かめ」を見て走ったが、「かめ」は自分のゴールのみを見つめ続けたから勝った▼周囲の環境がどうであろうと、自分の道を、焦らず、粘り強く歩み抜いた人に、栄冠は輝く。新社会人の皆さん、ファイト!(誠)

2007年4月30日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

道を開くのは、現場の生きた知恵であり、庶民の力・・・2007年4月29日 名字の言   

2007年 04月 29日

 警察庁がまとめたゴールデンウイークの主要行楽地の人出予想によると、第1位は「博多どんたく港まつり」と並び、「弘前さくらまつり」。210万人の来訪が見込まれる▼日本一の「さくらまつり」を支えるのは、樹齢120年余、日本最古のソメイヨシノである。一般にその寿命は60~80年とされるから驚異的な生命力だ。この木も一時は絶滅しそうになったことがある▼植えられたのは明治15年。昭和20年代に入ると、さすがに樹勢は衰えた。公園の管理事務所所長が手を尽くしたが、改善できない。見かねた所員が枯れ枝などを切り落とした。所長は、それを見て「“桜切るバカ、梅切らぬバカ”という諺を知らないのか!」と声を荒げた▼その後、桜は年々息を吹き返し、見事に樹勢を回復、所長も感服した。実は手入れをした所員たちは、家に帰ればリンゴ農家。彼らはリンゴで学んだ剪定の経験を応用したのだ(「弘前公園 愛されて100年」)▼既成の観念を超えて道を開くのは、現場の生きた知恵であり、庶民の力である。現場の知恵を生かし、庶民の力をどこまで伸ばせるか――ここにすべての組織の発展の要因はある。日本再生のカギも案外こんなところにあるのではないだろうか。(時)

2007年4月29日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

「問い」を発し、相手の「答え」の中に連帯の芽を見いだそうとする・・・2007年4月28日 名字の言   

2007年 04月 28日

 池田名誉会長と歴史学者トインビー博士の出会いから、来月5日で35周年。これを一つの原点として、名誉会長が綴った対談は実に50を超えた▼ソ連時代から旧知のモスクワ大学・トローピン元副総長は、その軌跡を「紛争の絶えない現代世界にソクラテス的対話を復活させた」と評した。ソクラテス対話とは、いわゆる「産婆術」。「真理」は相手の魂に既に宿っている。こちらから与えようとせず、相手自身がその真理に目覚めるよう手助けする。そういう「対話」のことである▼「二つの問いかけが面と向かいあうとすれば……それだけですでに勝利だ」(村上光彦訳)。ユダヤ人強制収容所の生き残りである作家エリ・ヴィーゼル氏は言った。自分を無条件に「真理」の側に置き、「これが答えだ」と押しつけ、「問い」を封殺する。そういう人間や社会の愚かさ、怖さをヴィーゼル氏もトローピン氏も身をもって知るだけにその言は重い▼もちろん名誉会長には日蓮仏法の平和哲学への大確信がある。その上で、識者との会見では大半を質問に割く。「問い」を発し、相手の「答え」の中に連帯の芽を見いだそうとする態度は徹底している。対話の中身とともに、学ぶべきはこの「対話の精神」である。(飛)

2007年4月28日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

金剛不壊なる生命の宝器は、忌まわしき核の力より偉大なり・・・2007年4月27日 名字の言   

2007年 04月 27日

 広島原爆の爆心地は東経132度27分、北緯34度23分。その真北(北広島町)にあるのが「世界平和祈願の碑」。同じ緯度近くに、原爆が製造された米国・ロスアラモス、大西洋を越えて戦乱の中東地域も▼青い地球を覆うのは、繰り返される核兵器の実験や人類を脅かす核戦争の危機。さらに、核汚染によって被ばくした犠牲者も増大している。こうしたなか、全世界のすべての被ばく者を追悼し、永遠平和を祈る碑の意義は深い▼ブロンズ像の碑が建立されたのは「原水爆禁止宣言」40周年を刻む1997年。この地を訪れた人々は、10年間で既に100万人近い。世界の各大陸から、ケニア作家協会のインダンガシ会長、中国作家協会の孫立川博士、米国のポーリング・ジュニア博士、像を制作した仏国のデルブレ氏も▼碑文に「金剛不壊なる生命の宝器は、忌まわしき核の力より偉大なり」と。恐怖と魔性が生み出す核の力も、幸せを願う人間の不屈の魂にはかなわない。6体の像が訴える勇気と寛容の精神に満ちた希望と歓喜の未来建設とは、心に生命尊厳の種を植えていく労作業そのものだ▼誠実の対話には無限の力がある。悪を砕き、笑顔と共感を広げる。それは平和実現と人間勝利への輝く一歩だ。(刻)

2007年4月27日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

“災害に強い国づくり”一天の屋梁為り万民の手足為り・・・2007年4月26日 名字の言   

2007年 04月 26日

 「平成19年(2007年)能登半島地震」から約1カ月。いまだ余震が続くなか、被災者の皆さまの一日も早い復興を、心から祈りたい▼政府は20日、同地震の被害を、「激甚災害」に指定。これで復旧費用に対する国の補助率が引き上げられる。対象は、輪島市などの6市町。地震発生からわずか26日での指定は、阪神・淡路大震災(1995年)以来の早さ▼こうした自然災害の際、いつも問題になるのが、行政の支援措置のスピードだ。自然現象それ自体を避けることはできない。また予知も難しい。であるならば、災害が起きた時には、行政として、できる限り、速やかに支援の手を差し伸べることではないだろうか。地質的、気候的に災害が多い日本では、このスピードこそが求められる▼能登半島地震のような多くの被害を伴う地震が頻発したのが、鎌倉時代。日蓮大聖人は、災害に苦しむ庶民を思われ、時の為政者に直言。「貴殿は一天の屋梁為り万民の手足為り」(御書171ページ)と、指導者は人々の幸福に責任をもつべきであると訴えられた▼“災害に強い国づくり”――生活基盤の整備や支援体制の充実はもちろんだが、その根本は、人々の幸せを願う“民を思う心”にあるといえよう。(佳)

2007年4月26日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

人は皆平等。人を蔑み「壁」や「さかい目」を設ける心こそ卑しい・・・2007年4月25日 名字の言   

2007年 04月 25日

 一昨年の4月25日、人間国宝・小林ハルさんがなくなった。享年105歳。1900年、新潟県に生まれたハルさんは、生後すぐに失明。5歳の時、盲目の女性旅芸人である瞽女の修業にだされた▼瞽女たちは、三味線を手に、乗り物に乗らず歩く。かすかに目の見える仲間を先導に、人跡途絶えた山奥、急な崖、豪雪の中を、来る日も来る日も歩く。ハルさんは延べ50万キロを歩いた。地球10周以上だ▼冷たい差別にさらされたハルさんだが、人に分け隔てなく温かく接した。「目のみえるもんは、壁の向こうが分からない。目のみえんもんは、壁がなくてずっとつながってる」とハルさんは言う(下重暁子『鋼の女』)▼水上勉さんの小説『はなれ瞽女おりん』にも、差別的な態度をとる憲兵に食い下がる瞽女の姿が描かれる。「世の中に、いったいどげなさかい目があるのかわかりませぬ」▼人は皆平等。人を蔑み「壁」や「さかい目」を設ける心こそ卑しい。対し「壁」を取り払った心の、なんと広く強いことか▼御書に「石はやけばはいとなる金は・やけば真金となる」(1083ページ)と。困難は真金の人を作り、人生の価値を高める。さあ、きょうも挑戦。勇気を出して、わが人生に黄金の足跡を刻もう。(哉)


2007年4月25日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

私は、ストレスを『肥やし』だと考えています・・・2007年4月24日 名字の言   

2007年 04月 24日

 「私は、ストレスを『肥やし』だと考えています」。脳科学者の池谷裕二氏の言葉に目がとまった(「第三文明」5月号)。自分の置かれた状況をプラスに考え、好奇心と楽しみを見いだせば、ストレスは脳にとって良い刺激になるという▼が、前向きにとらえるのは口で言うほど簡単ではない。よく「ストレスを発散する」という。精神的負担をはき出そう、忘れようと考える人が多いからだろう。現実は、人間関係をはじめ逃れることのできないストレスにとらわれていることが多い▼先日、ある男子部員が、再度の挑戦で資格試験に合格した。勉強に気が乗らなかった前回とは大きく異なり、今回は勉強が楽しかったと。その転換を可能にしたのは、学会活動に積極的に取り組み、人に尽くす喜びを実感したことだった▼心が小さくなっていると、些細なことにもつまずく。御書には「大海には多くの河が流れ込む。しかし大海は河の水を返すことがあるだろうか。(いな決してない)」(1448ページ、通解)――次々とやってくる困難から逃れようとしたり、くよくよするよりも、それは成仏のチャンスであり、いよいよ信心の炎を燃え上がらせるべきである、と▼大きな心にこそ、大きな福運が満ちていく。(高)

2007年4月24日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

どんなことにも腐らず前へ。「勇猛精進」こそ、自身を大樹へと強く育む・・・2007年4月23日 名字の言   

2007年 04月 23日

 「人は一心にやっておれば、また恵まれる時も来るもので」。箏曲「春の海」で有名な盲目の邦楽家・宮城道雄の言葉である(『心の調べ』河出書房新社)▼少年時代から芸一筋。苦労して貧乏を抜けたと思ったら関東大震災、そして戦災……。しかし、命ある限り修業と決めた宮城は、負けなかった。「若い者に劣らないように、勉強したいと張り切っている」と。自分の“眼”となってくれた妻に感謝しつつ、自らも努力し、耳など他の感覚を磨いた。それで時々、「ああ、そうそう、自分は眼が見えなかったんだな」と思うこともあったとか。人間的な大きさは、苦闘の深さに比例するのだろう▼大樹は深い根を持っている。御書に「雪山に大樹あり無尽根となづく」(191ページ)と。世界の諸木の王である大樹を仏の仏性に譬えている。ただし、この大樹も、成長できない場所があるという▼それは二乗と一闡提の心。いうなれば、あきらめやエゴ、不信や不知恩などであろう。どんなことにも腐らず前へ。「勇猛精進」こそ、自身を大樹へと強く育む▼広宣流布に生き抜けば、深い宿命も、数ある苦労も、いつしか丈夫な根となって、自身の支えになっていく。そして勝利の人生へ! それが妙法の力である。(申)

2007年4月23日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

逆境でもわずかなチャンスをとらえて伸びていく・・・2007年4月22日 名字の言   

2007年 04月 22日

 道ばたの景色が緑色を帯びてきた。歩道のわきに点在する地面や石塀のすき間に、芽吹いた野草が顔をのぞかせている。新生児のように柔らかく新鮮な若葉の緑が目にまぶしい▼それにしても野草の生命力はたくましい。人の手を借りなくても自力で立ち上がる。逆境でもわずかなチャンスをとらえて伸びていく。詩歌に詠まれ、多くの人が野の草花に共感を寄せるゆえんだ▼名を知られない無数の野草が力強く日々、それぞれの命を輝かせているように、人間の営みも、無名の庶民の底力で成り立っている。一部の政治家や権力者が歴史をつくっているのではない▼歴史の原動力は無名の人間の中にあると、文豪トルストイも見ている。「歴史の法則を研究するために、我々は観察の対象をまったく変えて、皇帝、大臣、将軍などは放置して、大衆を動かす同質の、無限小の要素を研究しなければならない」(『戦争と平和』藤沼貴訳)と▼学会は言うまでもなく庶民の団体である。広宣流布運動は、この無名の庶民の力で切り開く未聞の平和構築の戦いである。憎悪と戦争の歴史ではなく、信頼と平和の歴史を築く主人公が私たちだ。無名でも主体者、いや無名だからこそ力ある真の人間の歴史の主人公なのだ。(弓)

2007年4月22日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

「宗教的なもの」人間を強く、賢くする力がある ・・・2007年4月21日 名字の言   

2007年 04月 21日

 急激な経済成長を見せる悠久の大国・インド。独立60周年の本年は「日印交流年」でもある。米フォーブス誌が発表した世界の長者番付では、資産10億ドル以上の長者の数で、インドが日本を上回り、初のアジア1位に▼12年前、インド取材へ。経済的な豊かさを実感できる場面はなかったが、常に精神的に豊かな空気を感じさせる国であった。理由は簡単。人や町に、宗教心があふれているからだ▼釈尊の故郷であり、ヒンズーの神々が至る所に祭られるが、人々の心にある宗教心の根源は、国父・ガンジーの存在であろう。インド最南端のコモリン岬にも、彼の遺灰を収めた石碑とレリーフだけが置かれた「ガンジー記念館」があった▼ベンカタラマン元大統領は池田名誉会長に語った。「ガンジー師は、大いなる宗教心をもった社会運動家でした」。大衆への奉仕こそが、ガンジーの宗教であり、政治であった▼名誉会長は、ハーバード大学での講演で、21世紀の人間復権の機軸は「宗教的なもの」であると語った。そこに人間を強く、賢くする力があると▼宗教を軽視する日本にあって、行動する創価学会の同志こそ、真の宗教心を持った社会運動家と言える。今日も“魂の長者”の誇りで堂々と語りゆこう。(扶)

2007年4月21日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]