<   2007年 07月 ( 35 )   > この月の画像一覧   

したたかに生きる真面目さ、心で負けぬ“地道な人”・・・2007年7月31日 名字の言   

2007年 07月 31日

 一粒の松の種が、岩の割れ目に落ちた。やがて弱々しい芽を出した。時がたち、芽は岩を真っ二つにする大樹に育った。「岩割りの松」と言われた

 なぜ、松は岩に負けなかったのか。作家・下村湖人の小学校の恩師が語ってくれたという。「松が岩に勝つ力は、その幹の堅さではない。それは、その生長力にあるんだ。じりじりと自分を生長さして行く命の力、それが岩を割る力なんだ」(『下村湖人全集5』)

 そこで根を張るしかない松の芽は、何を思っただろう。忘れたり、ごまかしたりできない、いまある境遇の辛さや自身の弱さを嘆いただろうか。確かなのは、うまずたゆまず生き抜いて、伸び続けたということだ。岩を叩き割ろうとする無鉄砲さではなく、したたかに生きる真面目さ。それが大木に育つ道だった

 「最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前に進む人です。『死』を迎えるのは『疲れた人間』ではありません。『歩みを止めた人間』なのです」と、ライサ・ゴルバチョフさんが関西創価学園生に語ったことがある

 人生に勝利する人とは、苦労を避けて生きる“器用な人”ではなく、困難を真正面から受け止めてなお、心で負けぬ“地道な人”に違いない。(申)

2007年7月31日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

人を育成するには忍耐強く、精魂を注ぎ続ける以外にない・・・2007年7月30日 名字の言   

2007年 07月 30日

 幼稚園の時、両親が離婚。少年は、親戚の家を転々と。自分は“世界で一番不幸な子ども”だと思っていた

 中学1年の時、一人の未来部担当者と出会う。“大人は身勝手で、自分のことしか考えない”と心を閉ざしていたが、いつも笑顔で接してくれる担当者に、初めて胸の苦衷を明かした

 同情してくれると思った。が、返ってきた言葉は「君次第なんだよ!」。驚く少年に担当者は、今こそ勇気を持って人生に立ち向かうべき時であると語ってくれた。誠心誠意、諄々と語ってくれる姿に“本物の大人”を見た思いだった。少年は現在、青年部のリーダーに育ち、総県未来部長として後進の育成に全力で当たる

 少年の心に“希望の火”をともしたのは、心の底からの慈愛の励ましだった。一度の出会いが、人生の転機になることがある。相手が若い生命であれば、なおさらだ

 池田名誉会長は「人を育成するには、魂の触発をもって、使命の種子を芽吹かせることだ。そして、二十年、三十年と、忍耐強く、精魂を注ぎ続ける以外にない」と

 学会伝統の「未来部躍進月間」が始まった(8月31日まで)。後継の未来っ子たちにとって“よき触発”に満ちた夏となるよう、皆で祈り、声をかけていきたい。(糀)

2007年7月30日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

誰が何と言おうと、自分の眼をこそ信じる。行動で人物を見る・・・2007年7月29日 名字の言   

2007年 07月 29日

 滝の如く 堂々と/男は 王者の風格を持て――。「滝の詩」を歌いながら、同志の大前進が続く。英グラスゴー大学のマンロー博士が、池田SGI会長への名誉博士号の推挙に、この詩を引いた事実はすっかり有名になった

 5月に来日の折、博士は語った。200を超す学術称号の数は素晴らしい。が、“私が池田博士を賞讃するのは、その偉大な振る舞いによる”と。周りの評価ではない。自分の眼をこそ信じる。行動で人物を見る。日本人の最も苦手とするところかもしれない

 1916年、タゴール来日の経緯を思い出す。ノーベル文学賞の詩聖を、日本人は熱狂的に迎えた。タゴール・ブームである。しかし、詩聖が媚びずに日本の国家主義に警鐘を鳴らすと、賞讃は潮が引くように消え、離日の時、見送りはわずかな友人だけだった

 タゴールは、歓迎の嵐の中、既に見抜いていた。「わたしが西欧で名声を得た男であるからというのでわたしを歓迎し、そうすることによって、間接的に西洋へ敬意を表わさねばならない、とでも思っているのだろうか」(高良とみ訳)

 大勢に順応し、風に流されやすい社会。その変革に必要なのは、“誰が何と言おうと正義は正義!”――この大確信の叫びである。(飛)

2007年7月29日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

人のために生きる 自らが悩みをかかえつつも・・・2007年7月28日 名字の言   

2007年 07月 28日

 愛知県のある女子部員が、14年にわたって対話を続けてきた友人を晴れて入会へ

 女子部員は3年前、がんと宣告された。あまりにも突然のことに若い彼女はもとより家族も絶望の淵に。だが一家は奮起し、かつてない団結で手術の日まで祈り続けた。手術は無事、成功。がんとともに失われた一部の筋機能も、奇跡的に回復した

 あれから3年――病への不安が、完全に消え去ったわけではない。しかし、だからこそ、最大の勇気をもって、友人に語らねばと思った。友人は自らが悩みをかかえつつも、自分のことを案じ、親身に悩みを聞いてくれたことに感謝しつつ、「彼女みたいに幸せになりたい」と

 文豪トルストイは「人生にはただひとつだけ疑いのない幸福がある――人のために生きることである」(中村白葉訳)と語った。人は大変な状況を前にすると、自分のことだけで精いっぱいと思うことがある。だが、そこから一歩踏み出し、「人のために」と行動できることは、なんと素晴らしいことか

 池田名誉会長は、かつて愛知県総会で、「学会は『太陽』として輝き、人類を、世界を照らしている」と。胸中の“太陽”を今こそ!自らが“太陽”と輝く限り、何があっても負けることはない。(行)

2007年7月28日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

二度と来ない、この「今」「一瞬」を懸命に生き抜いていきたい・・・2007年7月27日 名字の言   

2007年 07月 27日

 一枚の写真が、無限の勇気を与えることがある

 今月の「大白蓮華」に、池田会長(当時)の指導を、真剣に聞き入る中部の青年たちの写真が掲載された。それを見た27歳の青年は驚いた。「あっ、お父さん!」。母親に確認した。間違いない。凛々しく写っていたその人は、15年前、50歳で亡くなった父親だった

 青年は涙した。当時の父は、自分と同じ27歳の年齢だった。師を求める父の姿……。大事な戦いを前に、仕事の多忙さなどから悶々としていたが、「父が頑張れ! 負けるな! と、呼びかけてくれているようで、絶対に勝つと心の底から決意しました」。青年は見違えるように、仕事に、学会活動にと、勇んで励んでいる

 写真は「一瞬」を切り取り、「永遠」に残していく作業。世上には写真があふれ、多くの人々の生活を伝える。その中で本紙に掲載される写真は、広宣流布という人類の宿命を転換する、壮大な使命に生きる無名の英雄の姿を「永遠の記録」としてつづっている

 仏の別名は「如来」。「如々として来る」。つまり、瞬間瞬間の生命のことである。二度と来ない、この「今」を懸命に生き抜いていきたい。この瞬間の勝利こそが、未来の勝利を決定づけていくのだから。(和)

2007年7月27日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

前進、挑戦、栄光の大叙事詩を綴りたい・・・2007年7月26日 名字の言   

2007年 07月 26日

 「広布の魂をひしひしと感じます。戦おう、祈ろう、進もうと、心の底から力がわきます」。沖縄・八重山圏のある壮年部員。毎日、小説『新・人間革命』を書き写す。78冊目になるノートは生命の共戦譜だ

 現在の「友誼の道」の章は1974年の第1次訪中が舞台。先日、創価大学で中国の交換教員の方々が、同章を読み名誉会長の日中友好への功績を語り合った(本紙20日付)

 「先入観を打ち破り、相手を知る勇気の大切さを示している」(中山大学・劉文星講師)、「ここまで中国を知る日本人はいない」(武漢大学・倪素香教授)、「(友誼の行動は)牧口先生、戸田先生という偉大な師匠の理念をそのまま継承されたもの」(清華大学・張威教授)

 両国の民衆のために、断固と切り開かれた友誼の道。その根幹に師弟があった。前作の『人間革命』と合わせ、本日付で5161回。毎回が師の偉大さを世界に証明するペンの闘いである

 激務の中、高熱を押しての執筆もあった。名誉会長は「少しでも前進しなくてはならない。挑戦しなくてはならない。一日のうちに何かを自分はやっておきたい」と。今、堂々の連載日本一を更新する

 きょう一日の奮闘が歴史をつくる。創価の師弟の栄光の大叙事詩を綴りたい。(進)

2007年7月26日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

心を揺さぶる響きで、人を不幸にする魔性を吹き飛ばす!・・・2007年7月25日 名字の言   

2007年 07月 25日

 圧倒的な大声量。関西の看板浪曲師である三原佐知子さんの迫真の“口演”を聴き、全身に感動が走った

 この道53年。平和をテーマにしたオリジナル浪曲を、数多く発表してきた。広島の原爆で犠牲になった少女の心を歌う「はばたけ千羽鶴」、中国大陸での悲劇を題材にした「あゝ残留孤児」、在日韓国人が孤児を育てる「異国の母」……

 “魂の絶叫”とでもいおうか。どの曲も、聴く人の心を揺さぶる響きを放つ。その三原さんが、舞台に立つ時の心構えを語っていた。「生半可な叫びで、人の心を動かせるわけがない」「権力、エゴ、差別……人を不幸にする魔性を吹き飛ばす! 攻撃ならぬ“口撃”精神で臨むんです」

 仏法では、仏の声を「梵音声」(梵音深遠相)という。遠くまで届き、聞く人を喜ばせる。その「声」こそが、仏が備える「三十二相(32の優れた特質)」の第一と説く(御書1122ページ)

 池田名誉会長は「声は剣」「声は弾丸」と語る。今こそ、私たちの正義と慈悲の大音声で、社会変革の大旋風を巻き起こす時だ

 「新しいものは、常に高らかに声をあげる。そして、旧い世界を変えるのだ」(『周恩来選集』人民出版社)とは、大中国建設の父・周恩来総理の言葉である。(誠)

2007年7月25日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

仏法を探究し、活力を得て、社会と民衆を蘇生・・・2007年7月24日 名字の言   

2007年 07月 24日

 夫の闘病の様子を語りつつ、宿命転換を誓う婦人。皆で祈っていこうと呼びかける地区部長。学会の座談会ならではの光景だ。地区部長が執る学会歌の指揮を、幼い男の子が真似る姿に、皆の笑顔が広がる

 全国、全世界で行われる同志の集い。会場提供者に、改めて心から感謝したい。数々の拠点を舞台に、幾多の蘇生と勝利のドラマが綴られてきた。それは、学会の会館も同様である

 最近、新会館建設の発表が続く。1977年の年頭、池田名誉会長は、会館の意義について“広宣流布を推進する実践者が、日蓮大聖人の仏法を探究し、活力を得て、社会と民衆を蘇生させゆく道場である”と語った。この年も会館の落成が相次ぎ、本年、30周年の佳節を迎える地域は多い

 会館で行われる各種の集いでは、常に信仰の喜びが語られ、前進の決意が披歴される。ここから、人間革命の第一歩を踏み出す人は数知れない。宗門の寺が、閑散とした“ガラン堂”となり、“供養収奪の場”“坊主の寝床”に堕してしまったのとは対照的だ

 困難に直面する友と同苦し、励まし、共に立ち上がる。感動の人間ドラマが幾重にも繰り広げられる広布の“拠点”。共々に集い合い、そして地域へ、今日も勝利の前進を。(扶)

2007年7月24日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

いかなる苦境にあろうとも「人生勝利」の突破口は必ず開ける・・・2007年7月23日 名字の言   

2007年 07月 23日

 嵐が近づいてくる。リンゴ園を営む青年は、気が気でなかった。暴風雨が吹き募る。丹精こめて育てたリンゴが、相次ぎ吹き落とされていく……。胸が張り裂けそうになった

 やがて、青年は気が付く。同じ木になっているリンゴでも、わけなく落ちるリンゴと、なかなか落ちないリンゴがある。彼は、はっとした。――台風は毎年、来る。それを覚悟せずにリンゴ園を経営するのは、天に甘えているに等しい。嵐が吹いても、落ちないリンゴを作ろう!

 青年は新たな意欲で、営農に取り組む。吹き落とされたリンゴは“被害”と思わず、逆に天の特別の“たまもの”と感ずるようになった。落ちたリンゴはジャム工場に売り、その収益は社会のために使っている――

 東北の一青年のそんなエピソードを紹介しながら、作家の下村湖人は書いている。「非運に処する最上の道は、なんといっても、非運の中に天意を見いだしてそれに感謝することでなければなりません」

 まさに「大悪を(起)これば大善きたる」(御書1300ページ)。それを可能とするものこそ、強き祈りと勇気と希望と執念だ。いかなる苦境にあろうとも「人生勝利」の突破口は必ず開ける。朗らかに、にぎやかに、大感動の朝を目指して!(英)

2007年7月23日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ・・・2007年7月22日 名字の言   

2007年 07月 22日

 今から50年前の昭和32年に大ヒットした映画に「喜びも悲しみも幾年月」がある。海上の船舶に安心の光を届ける灯台守の夫妻の話だ

 灯台守たちは、照射灯を磨く時、「きょうの『この日』のために、私は長きにわたって、磨き続けてきたのだ」と言い聞かせ、使命の任務にあたったという。一日一日を大切にしてきた輝きが、人々の行く先を照らしてきた

 先日、ある高等部員と懇談した。彼の父が倒れたのは「この日」を目指し、稽古に励んできた相撲大会の当日未明だった。救急車で運ばれた父のことが心配で眠れないまま朝に。今の自分ができることは――「父に勝利の報告を届けることだ」と言い聞かせ、大会へ。固い決意の彼は、快進撃を見せ、東北3位に輝いた。朗報にベッドの父はOKサインで応えた。以来、快方に向かう日々だと、父子の勝利劇を話してくれた

 人にはそれぞれ、使命を全うしようと、目指す「この日」がある。その“未来の一日”は、ほかでもない「毎日」のなかにある。御書に「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(231ページ)と

 「時」の重みは、「使命感」の強さで決まる。目指す「この日」の勝利は、弛まず信心を磨き続ける決意と行動で決まる。(城)

2007年7月22日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2007 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]