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「現場主義」陰の場所に、陰の人に、こまやかに心を砕け・・・2009年3月31日 名字の言   

2009年 03月 31日

 「現代の名工」に選ばれているガラス工芸作家・黒木国昭氏。先日、宮崎・綾町の工房を訪ね、本紙のトークに登場いただいた

 氏は創作活動の傍ら、工房で働く62人のスタッフとの「交換ノート」を日課にしている。創造の世界は、常に行き詰まりとの戦い。「時を置かず、その場でスタッフの悩みを解決する『現場主義』を大切にしたい」との理由からだ

 人間、壁に突き当たったときは、放っておくと、悩みや不安がどんどん増していく。そんなとき、周囲のアドバイスや激励があれば、どれほど助かることか。もちろん、それが早いのに越したことはない。問題点を見つけたら、その場で解決に当たる――氏の言う「現場主義」とは、スピード主義、そして一人を大切にする慈愛の発露ともいえよう

 広布の活動も、何より現場主義を大切にしている。夫に先立たれた婦人、仕事で苦境に立つ壮年、信心に無理解な親のことで悩む青年……苦悩する同志のためにすぐさま動き、励ましを送る。そうした電光石火の行動は、友の蘇生を願う深い祈りに裏打ちされている

 「陰の場所に、陰の人に、こまやかに心を砕け!」――池田名誉会長の指摘する現場主義のホシである。創価の「人間主義」の真髄が、ここにある。(誼)

2009年3月31日 名字の言 聖教新聞

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「草花あり、花を咲かせる。これ使命なり」自分で考えてやり切る・・・2009年3月30日 名字の言   

2009年 03月 30日

 本年は、池田名誉会長が青年部の室長に就任して55周年。55年前のきょう、東京・豊島の公会堂で行われた本部幹部会でのこと

 快晴の当日、都内の桜は一斉に花を開かせた。名誉会長は、この日の日記に綴っている。「草花あり、花を咲かせる。これ使命なり」「一段、一段、学会の中核となって、広布の推進をせねばならぬ。これが、自己の使命だ」

 青年部の室長とは当時、異例の「会長命令」で新設された役職だった。戸田会長のいわば肝いり人事。しかし、何をすればいいか、手取り足取り示すことはなかった。26歳の名誉会長に「全部、自分たちで責任をもって考えよ」と言うだけだった。与えられたことだけを、これまで通りに行う。そこからは何の前進も生まれない。「自分で考えてやり切る」「限界を破る」との責任感こそ、広布の戦人の気概だ

 池田室長の誕生から、青年部は爆発的な拡大を遂げる。任命から1カ月後、青年部の「5000人結集」を達成。半年後には、倍増の「1万人結集」。人事は任命直後が勝負――この伝統を築いたのは、池田室長であった

 任命の翌々日に行われた青年部の幹部会で、名誉会長は「広宣流布は、青年部でやらねばならぬ」と。学会の永遠の指針である。(鉄)

2009年3月30日 名字の言 聖教新聞

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民衆交流の大世紀 輝く虹は色とりどりに・・・2009年3月29日 名字の言 (創価学会仏壇)   

2009年 03月 29日

 江戸時代は「鎖国」でなかった――これが今、定説になりつつある

 当時、海外への窓口は四つ。長崎・対馬・薩摩・松前を通じて中国・オランダ・朝鮮・琉球・蝦夷と交流していた。日本は、東アジアにおいて確固とした存在感をもっていたという。朝鮮通信使の来訪も、約200年にわたり、計12回に及んでいる

 “鎖国は家康公以来の方針”と言われ出したのは、江戸後期になってから。ロシアの通商要求を断るための口実であったという(ロナルド・トビ著『「鎖国」という外交』小学館)

 歴史は、不変ではない。新たな研究成果が、歴史を書き換えることもある。時代思潮により、過去の見え方も変わってくる。「すべての歴史は現代史である」との、クローチェの言葉が脳裏に浮かぶ

 「鎖国」見直し論が登場してきたのも、世界へと開かれる時代の空気を映しているのか。理由はどうあれ、民衆交流の大世紀は時代の要請であろう

 折しも本紙連載の小説『新・人間革命』「潮流」の章に、ハワイで開催された祭典のテーマ曲が紹介された。「 世界は一つ/それは故郷と名づける小さな星/輝く虹は色とりどりに/見知らぬ友を招いている」。友が待つのは、誠意の対話であり、真心の笑顔である。(智)

2009年3月29日 名字の言 聖教新聞

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試練があったからこそ「時」を逃さず、勝利の人生を・・・2009年3月28日 名字の言   

2009年 03月 28日

 「池田先生から、お預かりしてきました」。そう言って、彼に手渡されたのは、一枚の花びらだった
 昭和44年の春、東北での会合に池田会長(当時)が出席。会場は咲き誇る桜に彩られていた。「陰で頑張る友に贈りたい」と会長は音楽隊に桜を。受け取った責任者は、仕事などで参加できなかった隊員のもとに足を運び、師の真心を届けた

 受け取った友は、自営業に多忙で、なかなか学会活動に参加できなかった。しかし、これを機に奮起。「弟子の成長を待つ師のために、絶対に負けまい!」。彼は、花びらを手帳に挟んで持ち歩き、一層の挑戦を誓った。結果、大きく人生を開くことができた

 桜は花を散らし、夏に花芽を形成すると休眠状態に入る。一定期間、冬の低温を経験することで、眠りから覚め、春に向かう暖かさに合わせ、加速度をつけながら開花の準備をする。これを「休眠打破」という。常夏の国では、日本の桜が美しく咲かないらしい。爛漫の開花には、冬の厳しさに、さらされることが必要なのだという

 彼にもまた、試練の冬があったからこそ、一枚の花びらという温かな励ましを縁に、立ち上がることができた。我らもまた休眠打破の「時」を逃さず、勝利の人生を開花させたい。(城)

2009年3月28日 名字の言 聖教新聞

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苦を苦と悟り、楽を楽と開き、苦しくても楽しくても・・・2009年3月27日 名字の言   

2009年 03月 27日

 夫を介護する婦人部の方の話を聞き、心打たれた。5年前に厚労省の特定疾患「シャイ・ドレーガー症候群」を発症した

 少しずつ全身の筋肉が衰弱。現在、脳は正常に働くものの、体や声の自由が利かない。食事は直接チューブで胃に入れる。まばたきと、わずかに動く手で押すブザーで意思を交わす。病院と連携を取り、24時間態勢で自宅介護をしている

 チューブでつながれた夫の姿を前に、言い表せない苦悶の日々が続いたことだろう。心が何度も折れそうになったにちがいない。それでも彼女は夫の回復を祈り続ける。やがて「主人が生きていることが、うれしい。いるだけでいい」と思えるように。今の境遇に感謝の心がわいてきた

 人の幸せは、決して環境では決まらない。「本当の愛情は、風波が起これば起こるほど、困難があればあるほど磨かれ、深まっていくものである」と池田名誉会長。夫婦の絆も、そうであろう

 仏法では、どんな環境にあっても、他者への感謝と尊敬を教えている。同時に「苦を苦と悟り、楽を楽と開き、苦しくても楽しくても唱題していきなさい」(御書1143ページ、趣意)と。どんな苦しみも、悠然と見おろしながら前進できる自分になること。そのために信仰はあるのだ。(敬)

2009年3月27日 名字の言 聖教新聞

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いかなる道であれ、腐らず、あきらめず、何があっても前へ・・・2009年3月26日 名字の言   

2009年 03月 26日

 本格的な春の訪れは、新たな旅立ちの季節。就職、進学など、思い通りの進路を勝ち取った人もいるが、希望とは異なる道に進む人も多い

 東西の創価学園には、毎年、多くの志願者が挑戦する。栄冠をつかんだ人もいれば、不合格の友もいる。涙をのんだ人に励ましの手紙を送ることが、学園の伝統になっている

 この手紙で決意新たに出発した多くの友がいる。北海道の少年も、その一人。残念な結果だったが、「受験してよかった」と言う。目標へ頑張り続ける「自身の力」を発見できたからだ。励ましの手紙を胸に今、彼が立てた目標がある。「挑戦王」だ

 文豪・山本周五郎は、エッセー「人生の冬・自然の冬」の中で、「人生にも四季があり、好況と不況とはつねに付いてまわる」と綴った。人生には“試練”という厳冬の季節が巡ってくる時がある。その時、“絶対に負けない”との強い心で、目前の課題に立ち向かうことができるかどうか。それをなし得た人に、春は爛漫と咲き誇る

 「一時、負けたからといって、へこたれてはならない。妙法は、絶対の人生の勝利への『永遠の宝の法』である」と池田名誉会長。いかなる道であれ、腐らず、あきらめず、何があっても前へ進み続ける日々でありたい。(芯)

2009年3月26日 名字の言 聖教新聞

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責任の人、個々の力を引き出すリーダーシップは学習可能・・・2009年3月25日 名字の言   

2009年 03月 25日

 変化が続く現代社会。既存の秩序が乱れると、現状を劇的に変えてくれる“何か”を待ち望む声が高まってくるもの。が、自然発生的なリーダーに頼り切る風潮は、ある種の危うさを伴う

 “誰かが危機を打開してくれる”。そうした他人任せの風潮が蔓延すれば、社会はさらに混迷の度を増していく。大切なのは皆が同じ責任感に立ち、苦境に向かって挑戦することだろう

 広布を開いてきた原動力も、こうした責任感であった。進んで苦悩の友の面倒を見る。率先して社会貢献の行動を続ける。誰に言われなくても、黙々と使命を果たす……責任の人こそ、まさに真のリーダー

 欧米では近年、組織を従来のピラミッド型から平面型にとらえ直し、個々の力を引き出すことに力点を置く。ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は「リーダーは天性の資質だけで決まるのではなく、主としてつくられるものであり、リーダーシップは学習可能」(『リーダー・パワー』北沢格訳、日本経済新聞出版社)と指摘する。その意味で学会ほど優れたリーダーの育成機関はあるまい

 法華経に登場する「地涌の菩薩」――大地から躍り出た衆生救済のリーダーの誇りに立ち、“私たち庶民こそ英雄”と、地域に希望の春風を送ろう。(知)

2009年3月25日 名字の言 聖教新聞

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「目の前の山を登れ!」自分の足で立ち、自分を信じて進む・・・2009年3月24日 名字の言   

2009年 03月 24日

 東京のある壮年部員(ブロック長)。伯父が営む酒店で30年間働いてきた。今年1月、不況で店を辞めることに

 50歳を過ぎて、新たに何ができるか。悩みながら御本尊に向かった。出した結論。自分は辞めるが店は続く。今はまず得意先を回り、これまでの感謝を伝えようと

 ある得意先で、「今日までお世話になりました」と深々と礼を。すると、思いがけず先方から「うちの会社に来ませんか」と。とんとん拍子で再就職が決まった。入社の際、あなたのように笑顔で元気に返事のできる人が欲しかったと採用理由を聞かされた。自分を過小評価していたことに気づいた

 人には必ず使命がある。問題は、それを、どうすれば見つけられるのか。池田名誉会長は、“じっとしていないことだ”と言う。遠くを見て躊躇するのではない。「目の前の山を登れ!」「目の前の川を渡れ!」と。その前進の力となるのが唱題である

 「泣きごとなどいわないで、すぐに活動をはじめ、いつも自分の足の上に確固として立っているのは、愉快だ」(秋山英夫訳)とは文豪ゲーテの言葉。たとえ、笑われても、苦しくても、「目の前の山」から逃げない。自分の足で立ち、自分を信じて進む。その一歩が必ずや使命の道を開く。(進)

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「物語の力」具体的であればあるほど、はっきりと伝わる・・・2009年3月23日 名字の言   

2009年 03月 23日

 ドイツの作家エンデの代表作『モモ』は、時間に追われて人間らしさを失う現代人に警鐘を鳴らすファンタジー。だが、エンデは「教訓話にして受け止めないでほしい」と

 小説家の小川洋子さんは「教訓にしてしまうと、一行くらいで物語を要約することになります。そういう簡単な一行ですませてほしくないという気持だったと思います」と補い説明する(『心と響き合う読書案内』PHP新書)

 「友情を大切に」と一言で言われるより、太宰治の『走れメロス』を読んだほうが、子どもたちは多くの“宝”を手にすることだろう。時代を超えて読み継がれる良書は、主人公と一緒にさまざまな出来事や出会いを“体験”することで、人生を豊かにしてくれる。それが「物語の力」だ

 自身が得た「信仰」や「師弟」の魂を、後継の友へ、いかにして伝えるか――。それには、相手が一緒に“体験”できるように語ることが大事ではないだろうか。その時は、どういう状況だったのか。師は、どのように振る舞ったのか。自分は、どう感じたのか……。具体的であればあるほど、はっきりと伝わる

 釈尊の弟子たちは、師の言動を「八万法蔵」と呼ばれる多くの経典として残した。私たちも、語り広める努力を惜しむまい。(糀)

2009年3月23日 名字の言 聖教新聞

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人づくり「希望の宝」地域ぐるみでの育成・・・2009年3月22日 名字の言   

2009年 03月 22日

 子どもをどう育てるか。江戸時代も、それは大きな関心事だった。「養生訓」で有名な博物学者・貝原益軒は“落ち着いた心で、厳格に、何度も繰り返して教えること”と子育ての持論を説いた

 地域ぐるみでの育成を試みたのは、農民指導者の大原幽学。ある期間、わが子を他家に預けたり、預かり合ったりする「預かり子教育」を実践した

 “他人の飯を食わせる”ことが主な目的だが、別の大きな狙いがあった。わが子と同様、地域の子どもたちにも愛情を注ぐよう、大人たちの意識転換を図る取り組みだった(小泉吉永著『江戸に学ぶ人育て人づくり』角川SSC新書)

 私たち創価の同志の眼は常に、“希望の宝”である未来部員に注がれている。親の忠告にそっぽを向く高等部員を諄々と諭す壮年。自分に自信を持てない中等部員を懸命に励ます婦人。時には、わが子以上に親身になって未来部員に接する創価の厳父、慈母たち。その愛情に育まれた若きリーダーが今、広布の舞台に、さっそうと踊り出ている

 地域の子どもたちが一人残らず、正義と幸福の道を歩んでほしい――人間関係の希薄化が叫ばれる現代にあって、多くの人に求められている献身の祈りと行動。その真心こそ、人づくりの根幹である。(馨)

2009年3月22日 名字の言 聖教新聞

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