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周囲に勇気と希望を贈る「心を輝かせる」年を重ねるごとに・・・2009年9月30日 名字の言   

2009年 09月 30日

 2898万人――総務省が先日の「敬老の日」に合わせて発表した、65歳以上の高齢者の人数だ。とりわけ女性高齢者の割合は、女性人口の4人に1人、25%を超えた。男性よりも一足早く「超高齢社会」に突入したのである

 長寿社会に生きる女性には何が必要か。米国の女性の未来学者ヘンダーソン博士は“年齢を重ねるにつれて、外見の美より内面の美へと価値を移していくことが大切になってくる”と指摘する(「パンプキン」10月号)

 84歳の婦人部の友。池田名誉会長のスピーチをひもときながら、「幾つになっても、自分自身が心を輝かせて生きていくことが重要」と、友人に語っている。「心を輝かせる」とは「周囲に勇気と希望を贈ること」だと。これこそ「内面の美」を磨く実践であろう

 本紙の体験談(9月27日付)に登場した、老年研究に詳しい山口大学大学院の堤雅恵教授は語っていた。「高齢になると、一般に楽しみや生き甲斐のある生活を送ることが難しくなります。しかし学会員は“信仰で人々に希望を贈る”という素晴らしい生き甲斐を持ち続けています」と

 年を重ねるごとに友を“励ます知恵”も豊かになる。広布の舞台には、生き生きと心の輝きを放つ人生の名優があふれている。(明)

2009年9月30日 名字の言 聖教新聞

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「さあ立ち上がろう!」不敗の誓いを胸に刻んだ原点・・・2009年9月29日 名字の言   

2009年 09月 29日

 東京・北総区の3人の壮年が、秋晴れの荒川土手で語り合っていた。話題は、24年前の3月、創価大学で開催された「北平和文化祭」。3人は男子部の組み体操に出演。練習会場は、真冬の荒川河川敷。毎回、仕事着のまま駆けつけた。次第に辺りは真っ暗になり、手探りで円塔を組んだ

 その時、明るい光が差した。土手の上から皓々と車のライトで照らしてくれる人がいた。壮年部だった。差し入れのおにぎりは婦人部の真心。その包みの中には「寒い中、ご苦労さま」と激励文が。総勢4000人が出演。陰で支えた人は数知れず。留守番の人、唱題し続けた人等々、一人残らず戦った

 大成功した文化祭。会場で喝采を贈った池田名誉会長は語った。「皆さんは、荒川土手で、寒風を突いて良く頑張った。荒川の土手は、皆さん方にとっては、一生涯の思い出の母でしょう。大地でしょう。荒川土手を通る時に、ああ、昔、ここで良く頑張ったんだ。よし、もう一度、苦境を乗り越えよう。こう思っていただきたい」

 誰よりも広布の労苦の尊き価値を知る師匠の存在に皆が涙した。そして不敗の誓いを胸に刻んだのだった。原点が3人の胸に蘇った。「さあ立ち上がろう!」と、壮年たちは前を向いて歩き始めた。(進)

2009年9月29日 名字の言 聖教新聞

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相手の心を素直に受け止める「聴く人」は、他者に共感する「聡明な人」・・・2009年9月28日 名字の言   

2009年 09月 28日

 漢字の「聞」「聴」は、きく側の態度によって使い分ける。自分からきく場合は後者、自分に音声が入ってくる場合は前者。だから「きこえる」は「聴こえる」とは書かない

 昨今は「聴く」という行為が減っている感がある。話を聴かない、聴こうともしない人も少なくない。また親密な間柄の人に限って「もう分かっているから聴く必要はない」と決めつけてしまいがちだ

 「聴」の字は、本来の字義とは別に字形から「『十四の心に耳を向ける』と読むことができます」――子どものギャク待防止プログラムを提唱し、その専門職を育成する森田ゆりさんは語る(「大白蓮華」9月号)。聴く作業は、相手の心を素直に受け止めること。それは子どもだけでなく、人間社会に不可欠である▼池田名誉会長はアメリカの哲学者マリノフ博士との対談で、「相手を尊敬し、心から耳を傾ける『対話』」こそ「『他者不在』と言われる現代社会において、一人ひとりが我が身にあてて実践していくべきこと」と訴える

 「聴」の旧字は「聽」。耳、壬、<徳のしたごころの上に「一」を加えた文字>(徳)の旁で構成される。真っすぐ立つ人(壬)の上に大きな耳を加えて耳の聡明さを示し、「聡明の徳」をいう(白川静『字通』)。「聴く人」は、他者に共感する「聡明な人」である。(川)

2009年9月28日 名字の言 聖教新聞

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「教育の目指すべき道」教師と子ども、地域を結ぶ心の交流ドラマ・・・2009年9月27日 名字の言   

2009年 09月 27日

 学会創立80周年は、創価教育80周年!――清新な決意で明年へ出発した教育本部の友。神奈川県のある集いでは、パキスタンの日本人学校に3年間赴任し、春に帰国したメンバーが、民族楽器を演奏しながら、自らの教育実践を力強く語っていた

 今秋、香川県で開催予定の「第32回全国人間教育実践報告大会」(11月)をはじめ、日頃の教育実践の成果を発表する催しが、各地で開かれる。教育本部伝統の地道な実践記録の持続は、1984年の池田名誉会長の提案を具現化した運動である

 その源流は牧口初代会長に遡る。創価教育の父は授業記録の意義について「無意識に繰り返されて居る経験を意識して、之を言語に表現し」、教育技術を客観化するのが目的だと明言。師弟の魂が脈打つ人間教育の大事業である

 実践記録を提唱する際、名誉会長は「皆さまの営々とした努力こそ、やがては一波が万波を呼び、21世紀への偉大な潮流となっていく」(「教育の目指すべき道」)と期待を寄せた

 本年は25周年の佳節。この四半世紀に綴られた、尊く貴重な黄金の記録は3万4千事例を超える。一つ一つが、教師と子ども、地域を結ぶ心の交流ドラマだ。志高い誠実な教育者の行動が、着実に「万波」へと広がっている。(杏)

2009年9月27日 名字の言 聖教新聞

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新しい時代の幕が開ける時、そこには新しい人材が必ずいる・・・2009年9月26日 名字の言   

2009年 09月 26日

 1830年、ユゴーの劇「エルナニ」が上演された。文学史上、17世紀以来の古典主義に終止符を打ち、ロマン主義の新時代を開いた出来事とされる

 これまでの常識を覆す作品ゆえに、旧勢力からの妨害があった。28歳のユゴーを中心に青年が結束し、それらを抑えての上演だった。その一人、作家ゴーティエは、この青年集団を、20代のナポレオンの指揮で連戦連勝した「イタリア遠征軍」になぞらえ、生涯の誇りとした

 師のユゴーと共に戦った彼は晩年、「エルナニ」の上演は、古臭い因習の廃虚の上で行われた「自由で、若々しく、新しい『思想』の除幕式」だったと意義づけている(渡辺一夫訳『青春の回想』)

 新しい時代の幕が開ける時、そこには新しい人材が必ずいる。広布史に燦然と輝く「大阪の戦い」(昭和31年)は、1カ月で「1万1111世帯の折伏」の金字塔を打ち立てた。「前進! また前進!」を合言葉に進む同志の中心には、28歳の池田名誉会長の姿があった

 栄光の学会創立80周年へ、男女の学生部、各地の青年部の新布陣が整った。「エルナニ」の一節に「私は突き進む力そのものです!」とある。青年の「勢い」は頼もしい。広布第2幕を開く「師弟勝利の共戦譜」を綴りゆきたい。(川)

2009年9月26日 名字の言 聖教新聞

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人に勇気と希望を与える。どこまでも一人を大切に温かく励ます・・・2009年9月25日 名字の言   

2009年 09月 25日

 就職して3年以内に退職する若者が増えている。2002年の大学卒で3人に1人、高校卒では2人に1人に上る(『国民生活白書』)

 こうした退職を食い止めるため、“手書き”のメッセージを送る動きが広がっているという。8割を超える退職率をゼロにした会社もある

 ある企業は、名刺大のカードに部下や同僚への感謝の言葉を書いて渡す「サンクスカード」を導入した。仕事に慣れず、帰りが遅くなりがちだった女性。退職しようかと悩んでいたところに、社長から「いつも遅くまでありがとう」との手書きのカードが。心が温まり、退職を勧めていた家族の態度も変わったという(本紙20日付)

 電子メールの普及もあって、手書きの手紙を目にすることが減った。それだけに、手書きの効力は増している。年賀状でも、一言、近況が書き添えられているだけで、ぬくもりを感じるのではないだろうか

 個人指導に訪れたところ、相手が不在で、激励の書き置きをして帰ってくる――学会活動には、そんなぬくもりがあふれている。たった一言でも思いやりがにじみ出た文字は、人に勇気と希望を与える。どこまでも一人を大切に温かく励ます。ともすると殺伐としがちな、現代社会に求められる心である。(陸)

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小さな対話の積み重ね、一人一人を励まし、使命感に奮い立つ納得の対話・・・2009年9月24日 名字の言   

2009年 09月 24日

 明治維新の際、幕府側の全権大使として平穏なうちに江戸開城を実現した勝海舟。戦火だけではなく、放火などによる火災からも江戸を救った功績はあまり知られていない

 当時、江戸の治安は悪化していた。放火・窃盗等から大火災が起きかねない。だが政情の混乱で火消組織は弱体化していた。そこで勝は火消組の親方衆に自ら面会し、統制を依頼。彼らは幕府の陸軍総裁から直接、頼まれたことを名誉に感じ、勝の心意気に応えようと引き受けた。これによる治安の維持の活動も一定の成果を収めた(鈴木淳『町火消たちの近代』吉川弘文館)

 勝が親方衆一人一人の心に訴え、使命感を与えたことで火消組織は再興された。胸襟を開いた誠意の対話が、いかに重要か。創価の連帯が192カ国・地域にまで広がったのも、この小さな対話の積み重ねにある

 池田名誉会長が同志の一人一人を励まし、平和と幸福の使命に目覚めたメンバーが、模範の市民として社会貢献のために歩んできた。名誉会長は各国の指導者・学識者とも対話を重ね、平和や人権、正義といった人類の普遍的な価値に尽くす使命感を鼓舞しながら、友情を広げてきた

 一人の友が使命感に奮い立つ納得の対話。師が示した勝利の方程式である。(薬)

2009年9月24日 名字の言 聖教新聞

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少年少女部の結成記念日 「私が味方です」と、未来部の友を励まし続けて・・・2009年9月23日 名字の言   

2009年 09月 23日

 ある青年部員が最近、仕事で大きな壁にぶつかった。何とか打開したいと祈り、奮闘する中、ふと、少年時代の思い出が蘇った

 西日が差す夏の河原。空があかね色に染まるまで、20数人の少年少女で、何度も歌の練習をした。勤行・唱題に初めて挑戦したのも、このころ。支部総会が間近だった。担当のお兄さんに激励され、しぶしぶ加わった彼も口が次第に動いた

 当日、合唱は大成功。鳴りやまない拍手の向こうに見えたのは、うれしそうな母の顔。担当者の顔。かつて引っ込み思案だった彼は振り返る――あれが、信心で乗り越えた初めての壁だ。だったら今回の壁も乗り越えられる!

 若い時に受けた激励は、鮮明に覚えているものだ。若くみずみずしい生命は、自身への励ましを、スポンジが水を吸うように蓄えるからだろう。だからこそ、未来っ子を育む側の大人たちも、倍する真剣さで臨まなければなるまい

 「私が味方です」と、未来部の友を励まし続けてきた池田名誉会長。その慈愛に育まれた少年少女が今、親となり、また未来部の担当者となり、子どもたちを育成している。学会の世代継承の運動は社会に範たる画期的な挑戦でもある。きょう23日は少年少女部の44回目の結成記念日である。(行)

2009年9月23日 名字の言 聖教新聞

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身体と言葉と心「現在」という確かな一点から未来を開く・・・2009年9月22日 名字の言   

2009年 09月 22日

 仏教で説く「業」は、一般的に、変えられない、固定的なものと考えられている。「業が深い」「自業自得」など、いずれも悪い意味で用いられることが多い(中村元編『仏教語源散策』)。そこから、宿業といえば、「あきらめ」というイメージがつきまとっているのだろう

 だが、本来の「業」という言葉は、「行為」という意味だ。身体と言葉と心の三つによる行為(身口意の三業)で、これから未来を、どう築きあげていくかに力点が置かれている

 過去を振り返り、過去に縛られるのではなく、「現在」という確かな一点から未来を開く。日蓮大聖人の仏法は、宿命転換を実現する「希望の宗教」である。御書に「仏は一念随喜の功徳と説き給へり」(466ページ)とも示されているように、一念という「現在の生命」に仏の境涯を開いていくことで、歓喜を涌現していけるのである

 東京大学の社会科学研究所は「希望学」を創設した。発起人である玄田有史教授は、実施したアンケートの結果から、「挫折を乗り越えた先にこそ希望がある」と指摘している(『希望を語る』東京大学出版会)

 失敗、挫折を克服した経験があればこそ、希望は輝く。どんな境遇をも、強い心で、好機へと転じていきたい。(悠)

2009年9月22日 名字の言 聖教新聞

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読書は精神の滋養である。良書は若き心を豊かにする・・・2009年9月21日 名字の言   

2009年 09月 21日

 中国の「三国志」の時代のことである。呉の国の武将・呂蒙について、久しぶりに会った先輩の将軍・魯粛が、その成長ぶりに驚いて言った。「もはや、私が知っている(無学だった)呂蒙君ではない」と

 呂蒙が成長したのは、主君の孫権に励まされ、真剣に学問に取り組んだからであった。後に呂蒙は、蜀の名将・関羽が守る荊州を攻略するという大殊勲を立てた

 作家の村上政彦氏は「呂蒙を成長させた学問とは、おもに読書のこと」と指摘している(「潮」10月号)。皆から「無学だ」と見下されていた人物が、読書によって見違えるように成長した逸話である

 今、未来部では、読書感想文・作文コンクールの応募が大詰めを迎えている。昨年、入賞した小学4年生は、母親から渡された一冊の本に感動した。日本とトルコの間で苦難の時に救助し合った友情のドラマ。その後、どうなったのかと、続きが書かれた本を探して読んだ。その2冊を読んだ感想をまとめ「人のために尽くす人になりたい」と綴った

 読書は精神の滋養である。良書は若き心を豊かにする。さらに、文章にすることでその感動は、より確かなものとして心に刻まれていく。読書に、感想文にと、挑戦する未来部の友の成長に期待したい。(薬)

2009年9月21日 名字の言 聖教新聞

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