<   2010年 01月 ( 32 )   > この月の画像一覧   

注意を払う“とげ”鈍感、無関心では、だめ・・・2010年1月31日 名字の言   

2010年 01月 31日

 幼児が泣き止まない。いくらなだめても、らちがあかない。強情な性格なのかしら? 乳母は、あれこれ推測をめぐらせる。ほどなく産着に刺さった「ピン」に気づく。実はそれが原因だった――。フランスの哲学者アランが記す、日常よく見られるトラブルの一例である(『幸福論』白井健三郎訳)

 人と人との関係においても言えよう。心ないひとことが“とげ”となって、互いに疎遠となることも。しかも、言った本人が、そのことに気づいていない。そんなケースも少なくない

 「民主主義とは注意を払うことである」と、宗教社会学者のR・N・ベラーは言う(『善い社会』中村圭志訳)。友の安否に注意を払い、世の中の動きにも注意を怠らない。そして誠意をもって、他者とかかわり、語ること。鈍感、無関心では、だめなのだ

 若いころ、池田名誉会長は「レントゲン」と呼ばれた。相手の心の奧を見通し、的確に、徹して励ます。これも、友の幸せを断じて実現せんとする、大いなる責任感ゆえであろう

 アランは言う。――人がいらだったり、不機嫌だったりしても、それに対して理屈をこね上げ、“あの人の性格はこうだ”などと安易に決めつけてはならない。まずは「ピンをさがすがいい」と。(栄)

2010年1月31日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

“黄金のタスキ”どのようなわが歴史を書き残していくか・・・2010年1月30日 名字の言   

2010年 01月 30日

 近年、駅伝に人気が集まっている。年頭を飾った「箱根駅伝」で、「創価大学」の4文字を胸に力走した2選手の勇姿は、記憶に新しい。最近も、全国男子駅伝が広島で行われたばかりである

 初めての駅伝は、1917年、東海道をコースにして行われた。歌人として知られる土岐善麿氏が企画。京都から東京まで、23区間約508キロを3日間で走り抜いた。最終日、東京の沿道に集まった熱狂の市民は、十数万人に上ったという(『駅伝五十三次』蝸牛社)

 駅伝の魅力は何か。それは選手全員が、互いを信頼し、自身の限界を超えて走り抜くこと。その上で、懸命の汗が染み込んだタスキを手渡して、初めて成り立つ団体競技であるという点であろう。そこに、単なる個人成績の積み重ねではない、奇跡のドラマが誕生する

 次元は異なるが、「創価の80年」の歴史も、師のもと、広布というタスキを、誓願の同志が新たな同志を鼓舞するリレーで築かれてきた。いわば「妙法の駅伝」だ。与謝野晶子の有名な一首を思い起こす。「劫初より つくりいとなむ殿堂に われも黄金の釘一つ打つ」

 “黄金のタスキ”に、どのようなわが歴史を書き残していくか。次の世代へタスキを渡すまで、全力で走り抜きたい。(弥)

2010年1月30日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

自分からどんどん鐘を鳴らしていくことで、道は開けてくる・・・2010年1月29日 名字の言   

2010年 01月 29日

 日本画の巨匠・平山郁夫氏が、最後の著書に、大伯父(美術工芸の第一人者・清水南山)から贈られた言葉を書き残している。「先生というのは梵鐘みたいなものだ。たたけばいい音が出るが、たたかなければ鳴らない。だから自分から求めていって、どんどん鐘を鳴らすんだぞ」

 東京の美術学校に進学するため、故郷を離れる時にかけられた言葉。平山氏は、「自分からどんどん鐘を鳴らしていくことで、道は開けてくるのです」と綴っている(『ぶれない』三笠書房)

 座談会で御書講義に触れ、教学に興味を持った壮年。求道の心を燃やし、教学部初級試験に挑戦した。試験当日まで、地区部長と一対一の勉強会は計32時間にも。晴れて合格を手にした壮年は、「次は“実践の教学”に挑戦です」と、学会活動に励む

 偉大な師匠や法に巡りあえたとしても、“求める心”がなければ、何も生じない。御聖訓には「よき師とよき弟子とよき法の三つが合致すれば祈りを成就できる」(御書550ページ、通解)と

 池田名誉会長は、「私は毎日、胸中の戸田先生と対話しながら前進している」と語る。“師への求道心”がある限り、いつでも、どこでも学び、成長しながら、新しい道を切り開いていくことができる。(糀)

2010年1月29日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

「陰徳あれば陽報あり」陰の人を支える、さらに陰の人・・・2010年1月28日 名字の言   

2010年 01月 28日

 心に残る友との出会いが続いた。豪雪地に住む多宝会の夫妻は、無冠の友(本紙配達員)が転倒しないよう、夜明け前に玄関の雪をかき、凍結した氷をかち割るのが日課だと語った

 山あいの支部の壮年有志は、毎朝、無冠の友の配達時間に合わせ、自宅で無事故を祈る唱題に励んでいるという。さらに、90代の婦人部員。民生委員を務める嫁を支え続けたことは地域福祉を支えたことでもあるとして、関係機関から感謝状を贈られた

 こうした人々に共通するのは、「陰の人を支える、さらに陰の人」という存在感。スポットライトのあたる華々しい活躍の人ではなく、サーチライトなくしては出会えない友ということだ

 光があって影が生ずる。それが一般的かもしれないが、仏法では「陰徳あれば陽報あり」と説く。陰徳なくして陽報は、ありえない

 灯台の照射灯を見る機会があった。「安心を届けたい」と、光源を磨き続けた灯台守の“陰の労苦”があってこそ、大海原を行く船舶は守られてきたのだと思った

 信心を根本に“信念の陰徳”を積みゆく学会員は、太陽の仏法である信心の輝きを、あますところなく友や地域社会に届け、未来を照らしている。まさに、偉大な陽報をもたらす光輝な存在なのだ。(城)

2010年1月28日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

未来のために、語り継ぐ勇気と、受け継ぐ決意・・・2010年1月27日 名字の言   

2010年 01月 27日

 ヒトラーとは誰か? 子どもたちが答えた。「重力の発見者」13・5%、「ドイツのサッカー代表監督」7%――昨年、英国の9~15歳を対象に、20世紀の二つの大戦について聞いた調査の結果である(AFP、多項選択式)。77%は「ナチスの党首」と正解したが、風化が進んでいるのは明白だ

 では、初めて核兵器を使用した国は? なんと「日本」と回答したのは31%。常識といえる史実でさえ、このありさま。まして、語られない事実は永久に忘れられかねない

 『ヒトラーの特攻隊』(三浦耕喜著、作品社)には、ドイツにも、日本のカミカゼ特攻隊に酷似した攻撃があったと明かされている。「こんなばかげたことを!」と叫びながら出撃し、奇跡的に生き残った元隊員。体の傷、心の傷も癒え、娘に自身の体験を語れたのは、ようやくベルリンの壁崩壊(1989年)のころという

 統一ドイツのヴァイツゼッカー初代大統領は訴えた。「過去と向かい合うことがどんなに困難か、だがぜひとも必要であり、結局は未来のために役立つ」(永井清彦訳)

 語り継ぐ勇気と、受け継ぐ決意。老いも若きも、命に刻印すべきは、戦争の悲惨さ、残酷さである。世界大戦や核爆弾を前世紀の遺物とするために。(杏)

2010年1月27日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

「心の宝」自分が苦しんだ分だけ人の苦しみが分かる・・・2010年1月26日 名字の言   

2010年 01月 26日

 福岡市博物館で開催されている「ポンペイ展」を観賞した。約1900年前、イタリア南部のヴェスヴィオ火山が噴火して、ポンペイの町は火砕流や土石流の厚い堆積物の下に埋まった

 死者はおよそ2000人と推定されている。富豪の家に死者が多く、両手に金貨や宝石を持って息絶えた人も見られたという。噴火が一時収まりかけたのを見て、自宅へ行き、財宝を運び出そうとしたのかもしれない

 人生は何に価値を置いて生きるかであろう。ある会合で、がんと闘う婦人部員の体験談を聞いた。「がんになって全てのことに感謝できる自分になりました。同じような病気で苦しんでいる方々に勇気と希望を送れる人に成長しようと決意しました」と。自分が苦しんだ分だけ人の苦しみが分かる

 わが人生を何に使うのか。地位や名誉に生きる道、財産をなす人生もある。しかし、それらはいつか消えてなくなってしまう。残るのは、心に積んだ財宝だけである

 「広布に戦えば、生命は健康になる。法のため、同志のために行動した人は、生死を超えて、無上の『心の宝』を積んでいける」と池田名誉会長。学会活動は永遠に心の財宝を積む実践である。はるかな時空を超えての展示を前にあらためて、そう思った。(敬)

2010年1月26日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

“一緒に頑張ろう!”と手を差し伸べる存在は、何物にも替えがたい・・・2010年1月25日 名字の言   

2010年 01月 25日

 黒澤明監督の映画に出演が決まった新人俳優の山崎努氏。「僕に務まるでしょうか」と不安げな青年に、監督は笑顔で語った。「映画ってね……みんなで苦労して、これが限界だというところまで頑張って、一カット一カット積み重ねて作っていくもんでね」。無名の新人に“一緒に苦労しよう”と呼び掛ける世界の巨匠。青年の胸が熱くなった(都築政昭著『黒澤明と「天国と地獄」』)

 学会にはなぜ青年が多いのか。ラジオ局の取材に、戸田第2代会長は「哲学が深いからです」と答えた。そして“だんだんと山を登るように、青年は哲学を究めようとする”と語り、「“山を目指して一緒に歩こう”と言っているのです」と

 人間主義の哲学を掲げ、全民衆を幸福に導く「広宣流布」の大山脈。その峰を目指して、共に励まし、一歩ずつ踏みしめて登攀するところに、青年の成長があり、師弟の道がある

 新入会者の入会動機は十人十色。しかし、紹介者の真心と情熱を挙げる声は多い。“一緒に頑張ろう!”と手を差し伸べる友の存在は、何物にも替えがたい善知識(善友)だ

 「恐るるな/また恐るるな/世界まで/妙法流布の/旅路楽しく」(池田名誉会長)。師と共に、同志と共に。そこに人間錬磨の王道がある。(弘)

2010年1月25日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

今こそチャンス!どんな時も希望を捨てず、不屈の信念で戦う・・・2010年1月24日 名字の言   

2010年 01月 24日

 変転きわまりない社会だ。今春卒業の大学生、高校生の就職状況は厳しく、入学時には思いもよらなかった苦闘の荒波に翻弄された人も多かっただろう

 想定外の出来事は、長い人生には起こりうるものだが、その事態に直面してたじろぐこともある。先日も、志望する仕事に就くための試験に何度も挑戦し果たせない青年がいた。祈り、努力して挑むが越えられない

 心が揺れていた。次こそはと決意する半面、あきらめの言葉が口をついて出る。「希望を捨てちゃいけない」「勝つまで戦おう。かなうまで祈るんだ」。相談に乗る先輩がそう励ました

 「危機とチャンスは、常に一緒に存在し、私たちは、この二つを同時に迎えています。今こそ絶好のチャンスなのです」。SGI会長との対談で、歴史学者ハーディング博士は、こう述べた。暴力の吹き荒れる時代にあっても、差別のない世界を実現する夢をあきらめなかった、公民権運動の指導者キング博士。その不屈の信念について言及した際の言葉だ

 危機とチャンス。表裏とも言える二つの局面をチャンスへと開いていくものは、どんな時も希望を捨てず、不屈の信念で戦う人間力だ。今こそ絶好のチャンス! そう決めて苦難など、ねじ伏せて進もう。(弓)

2010年1月24日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

「事実」「証拠」、いわば「体験」の積み重ねほど、雄弁なものはない・・・2010年1月23日 名字の言   

2010年 01月 23日

 その名も「男の体験談大会」。勇壮な名前を掲げ、北海道の壮年・男子部が合同で、大座談会運動を展開している

 連日、各地で大雪の北海道。その白銀の雪のように純粋に、そして雪を溶かすほど熱く語られる一人一人の生きざま。逆境に負けず、信仰で果敢に挑みゆく体験に反響が広がっている

 小樽市でのある支部の大会には、婦人部の応援も得て、5人の新来者が参加。柔道7段という男性が顔を火照らせて語っていた。「驚く体験ばかりです。人を育て、人を蘇生させるという学会の哲学は、武道においても人生においても、非常に重要です」

 本年55周年を迎える「小樽問答」。青年部の室長として当時、司会を務めた池田名誉会長は“多くの人が、全国で何千、何万と、創価学会に、日蓮仏法の真髄の教えに帰依していることは、それが正しい証拠である!”と語り、法論の機先を制した。現実の「事実」「証拠」、いわば「体験」の積み重ねほど、雄弁なものはない

 大小はあれ、だれでも持っている。だれでも語れる。また、きょうから作ることもできる。それが「体験」だ。北海道「男の体験談大会」のテーマは「冬は必ず春となる」。わが勝利の春を開く体験を、大いにつくり大いに語っていきたい。(鉄)

2010年1月23日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]

大切なのは、市民生活の“現場”に、誠実に尽くしていく・・・2010年1月22日 名字の言   

2010年 01月 22日

 世界最高のチェロ奏者と呼ばれたロストロポーヴィチ。指揮者、教育者、さらに人権の闘士としても活躍した。東西冷戦の象徴であった「ベルリンの壁」が崩壊した時、壁の前でチェロを独奏する姿を記憶している人も多いだろう

 この巨匠が、「音楽家が音楽家であることの喜び」を感じたのが「キャラバン」。これは、音楽にふれる機会の少ない場所に駆けつけ、無料のコンサートを行うこと。彼の祖国ロシアをはじめ、各国で開催した。日本でも、指揮者の小澤征爾氏を誘って実施している

 小澤氏も、音楽家が市民の中へ飛び込むキャラバンには「音楽をする歓び」と「聴いてもらう歓び」があり、「音楽の本来あるべき姿」がある、と語る(エリザベス・ウィルソン著『ロストロポーヴィチ伝』)。大切なのは、市民生活の“現場”に自ら足を運ぶことだ

 広布の世界も同じ。リーダーが現場に勇んで入り、動きに動き、第一線の同志を励まし抜いてこそ、勝利の波動は起きる。そこに「広布推進の本来あるべき姿」がある

 広宣流布の行動者を「仏を敬うが如く」、誠実に尽くしていく。日蓮大聖人が「最上第一の相伝」(御書781ページ)と定めたこの精神を、だれよりも真剣に実践してこそ、真のリーダーである。(川)

2010年1月22日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2010 Taisyodo All Rights Reserved
[PR]