語る力と共に聴く力 相手の思いを知らなければどんな激励の言葉も空回り・・・2008年8月5日 名字の言   

2008年 08月 05日

 人間のコミュニケーションで重要なものは何か? わかりやすく話す力――それも大切だ。でも、一方通行でない対話のために必要なのは「聴く力」である

 先日、「傾聴」について講習を受ける機会があった。傾聴のポイントは、相手を尊重した聴き方をすること。具体的には(1)相手の目を見る(2)相づちを打つ(3)微笑みを忘れない(4)「~だったんですね」と相手の話の内容を繰り返す、などである

 実際に、こうした反応をする相手に話をしてみた。確かに「自分に共感してくれている」と思うだけでも話しやすい。反対に無表情・無反応な人に話すほど、苦痛なことはない。真剣に「聴く」ことは、相手の人格を尊重することに通じるのだろう

 「話を聞いてもらって元気になりました!」。大きな悩みを抱えた友が、こう喜びを語る例は多い。悩んだ人がまず望むのは、「よくわかるよ」「大変だね」という共感だ。その上でこそ具体的な助言が生きてくる

 学会には幾多の“励ましの名人”がいる。そうした方々に共通するのは「聞き上手」であること、そして豊かな「同苦の心」を持っていることだ。相手の思いを知らなければ、どんな激励の言葉も空回りしてしまう。「語る力」と共に「聴く力」を大切にしたい。(駿)

2008年8月5日 名字の言 聖教新聞

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