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「価値創造の人生」人間同士の触れ合い、語らいの中で自身の人格は磨かれる・・・2008年9月19日 名字の言   

2008年 09月 19日

 懐かしい友人と久方ぶりに再会した。その対話の中で“なるほど”と思ったことがある。友情には、五つの段階があるという。(1)新友(2)親友(3)信友(4)心友(5)真友、である

 友と語り合うごとに互いを知り、出会いのドラマを深めていくことができる。自らの誠実な姿勢が「親」を「信」に変え、互いの信念を語る中で「信」は「心」へと発展し、「真」となる

 会ったこともないメール相手などを「親友」と呼ぶ人が増えているという。その心理的背景として、精神科医の葛生洋房氏は「共感」する力が弱まっていると指摘。相手の思いを感じとる力を高めるために、自分の「精神の核」をつくりあげること、優れた人格の人に触れることを強調する(本紙5月4日付)

 御書に「仏になるみちは善知識にはすぎず」(1468ページ)と。人間は「人の間」と書く。人間同士の触れ合い、語らいの中で自身の人格は磨かれる。共に触発し、共に成長する友の存在は、人生のかけがえのない宝だ

 池田名誉会長は「よき友と友とのつながりを、どれだけ生き生きと結び、広げていくことができるか――この挑戦が『価値創造の人生』」と。善の連帯が拡大すれば、社会は大きく変化する。その一歩も、一人の勇気の対話から始まる。(芯)

2008年9月19日 名字の言 聖教新聞

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