教育相談室「共感する心」同情ではなく、謙虚に相手の心に耳を傾ける・・・2008年10月26日 名字の言   

2008年 10月 26日

 教育本部の教育相談室が40周年を迎えた。現在、全国34カ所にあり、現役教員と教員経験者の約900人がボランティアで運営。来談者数は、通算34万人を超えた

 「あなた(教員)の専門性を地域に生かしていただきたい」。1968年、池田名誉会長の提案で始まった。スクールカウンセラーの配置をはじめ、今でこそカウンセリングは社会に定着しつつあるが、40年前といえば、日本に臨床心理士が誕生する20年も前。多くの識者が名誉会長の先見を讃える

 教育相談室は3点を訴える。(1)子どもの行動には、すべて意味がある――問題と思われる行動は“目に見えない心”が“目に見える形”になったもの(2)安心感は人間関係の中で培われる(3)安心感を得ると行動が変わり、困難を乗り越える。これらは大人にも当てはまる視点だろう

 広島市立大学前学長の藤本黎時氏は、未来を開くキーワードは「共感する心」と語る。「同情ではなく、謙虚に相手の心に耳を傾けるという『共感』です」と。仏法の「同苦」の精神だが、教育相談室が訴える視点も「共感する心」が根本である

 心に耳を傾ける場は、家庭、地域、職場など、どこにでもある。自分から「共感する心」を広げていきたい。輝く未来を創造するために。(川)

2008年10月26日 名字の言 聖教新聞

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