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平和・文化・教育「精神の自由」心が屈しない限り、何度でも再建してみせる・・・2008年11月13日 名字の言   

2008年 11月 13日

 金沢城をはじめ、各地で歴史的な建造物の復元が盛んだ。観光の目玉、伝統技術の継承としての役割もあるようだ。人が創った“美と技”を残す意義は確かに大きい。一方で、復元した人々の精神が称えられている例もある

 1980年、世界遺産に登録されたポーランドのワルシャワ歴史地区。第2次大戦中、ナチスにより廃虚に。それは戦闘によるものではなく、王宮など人々に親しまれていた町のシンボルを計画的に破壊した結果だった。市民の心を萎えさせ、支配するためだった

 だが戦後、人々は風景画や古い図面などを見て、壁のひび一つまで忠実に町を再現し、蘇らせた(『ビジュアル・ワイド 世界遺産』小学館)。まさに、差別や戦争に対する精神の“闘い”である。たとえ建物は破壊できても、われわれの精神までは破壊できまい! 心が屈しない限り、何度でも再建してみせる!人々のそんな思いが伝わってきそうだ

 権力は、身を縛れても心は縛れない(御書287ページ)――鎌倉時代に日蓮大聖人が宣言されている。権力と戦ってこそ証明できた真実だ。学会の源流は、ここにある

 信仰という精神の自由を平和・文化・教育活動という形で花開かせる学会活動は、世界が認める魂の大民衆運動である。(申)

2008年11月13日 名字の言 聖教新聞

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