大情熱を燃やして「一剣」を磨いた人には、必ず道が開ける・・・2009年3月6日 名字の言
2009年 03月 06日
十数年前まで赤字が続き、倒産の瀬戸際に追い込まれていた。逆転の突破口は、一人の青年が開いた。彼は困難なクラゲの飼育に挑戦。知識も予算もない中で、創意工夫を凝らし、世界初の種の繁殖に成功。以後、飼育種を増やし、4年前、クラゲの展示種類数で世界一を達成。同水族館に全盛期のにぎわいが戻った
7年前に失明した婦人がいる。一度は人生に絶望した。だが、何度も彼女のもとを訪ねた親友の「あなたにも使命がある」との言葉が胸奥に響き、入会。彼女は失明後の心境を詩に託した。親友が曲をつけ、病院や介護施設で慰問コンサートを。苦難に負けぬ彼女の歌が患者らの心に希望を広げた
「恵まれた環境であったなら、“世界一”にはなれなかっただろう」(加茂水族館の村上龍男館長)。たとえ何不自由ない環境でも、そこに安住してしまえば勝利はない。逆に、不遇の環境にあっても、大情熱を燃やして「一剣」を磨いた人には、必ず道が開ける
私たちには「信心の利剣」がある。生涯、持ち抜き、“今”を懸命に勝ち抜こう。(空)
2009年3月6日 名字の言 聖教新聞
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