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人に勇気と希望を与える。どこまでも一人を大切に温かく励ます・・・2009年9月25日 名字の言   

2009年 09月 25日

 就職して3年以内に退職する若者が増えている。2002年の大学卒で3人に1人、高校卒では2人に1人に上る(『国民生活白書』)

 こうした退職を食い止めるため、“手書き”のメッセージを送る動きが広がっているという。8割を超える退職率をゼロにした会社もある

 ある企業は、名刺大のカードに部下や同僚への感謝の言葉を書いて渡す「サンクスカード」を導入した。仕事に慣れず、帰りが遅くなりがちだった女性。退職しようかと悩んでいたところに、社長から「いつも遅くまでありがとう」との手書きのカードが。心が温まり、退職を勧めていた家族の態度も変わったという(本紙20日付)

 電子メールの普及もあって、手書きの手紙を目にすることが減った。それだけに、手書きの効力は増している。年賀状でも、一言、近況が書き添えられているだけで、ぬくもりを感じるのではないだろうか

 個人指導に訪れたところ、相手が不在で、激励の書き置きをして帰ってくる――学会活動には、そんなぬくもりがあふれている。たった一言でも思いやりがにじみ出た文字は、人に勇気と希望を与える。どこまでも一人を大切に温かく励ます。ともすると殺伐としがちな、現代社会に求められる心である。(陸)

2009年9月25日 名字の言 聖教新聞

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